子どもに依存してくる親を通して、
身を守るセンサーを、
異常なほど発達させて身につけるようになります。
次に、特有の感情の説明に入ります。
親に厳しく裁かれて恐怖心を持ちます。
なぜなら、
この場に所属することを拒否されたのですから。
裁きのなかで、
親は『そんな貴方で、ここに居てはダメよ』というメッセージを送ります。
子どもは、
このまま切り捨てられるわけにはいきません。
この家を追い出されたら行き場がありません。
生きていくことができません。
そこで子どもは、
怖ろしい存在であっても、求めていく以外に残された道はありません。
・嫌いなのに必要としてしまう
・従わずにはいられない
・恐れていながらも相手の愛を求めてしまう
・傷つけられても離れられない
というように、
好きではないけれど、
必要としてしまう複雑な反対感情併存を身につけます。
この反対感情併存によって、
本来の好きや嫌いのセンサーがどんどん狂わされていきます。
言葉にできない悶々とした黒い感情を抱えながら、
子どもは屈辱に耐えていきます。
また、この黒い感情が噴出してきても困るので、
さらに輪をかけて抑え込もうと努力します。
黒い感情は持っていたくないもの。
だけど持っている。
消えない。
それが辛いし苦しい。
いつかどこかで開放したいと願うようになって、
誰かが自分の欲求をかならず叶えてくれる理想の世界(=エゴイズム)が、
人知れずすくすくと育っていきます。
人と助け合って生きていける(基本的信頼感)という前提で、
純粋に好意を寄せるのではなく、
人は危険なものである(基本的不信感)という前提で、
敵意を拭ってくれそうな人だから好きになるという条件付きの習慣では、
生活自体がぜんぜん違います。
基本的不信感になるような環境があって、
生きる術として自ら持ったものではありますが、
この’見る目’に頼る限り、
生きづらさはなくなりません。
自分を責めてはいけません。
ただし、非常事態であることは認識してください。
自尊心で自分を支えながら記憶を整理していきましょう。
明日に続きます。
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