読んでいただいた方は、
なんて大雑把なのでしょうと思っていることでしょう。
大筋しかないじゃんッと不満顔かもしれません。
でもこれが普通。
個人の精神性をつくって高めるとは、
自動車教習所内だけでトレーニングし、
それでいいというものではありません。
ありがちなトレーニングって、
例えていうなら、
脚本もらってその通りに覚えて、
現場に立ったとき、
それで対処すれば上手くいくんでしょというようなもの。
その筋書きに執着すると間違いが起こります。
大筋を念頭に置いといて、
現場に立ってひとつひとつ対処して、
『自分はこういうときは、こういう風にするんだな』と知って、
それを題材に細かく分析対応するのが精神修養(=知性と理性の開発)です。
約束事のない無法地帯、喧騒な場であっても、
容易に心を落ち着かせる能力を開発するには、
現場に立って自分で統計を取って鍛えていく以外ありません。
そのためにも『戒』が大前提だったのです。
本当の師匠ほど余計なことは言いませんわ。
むしろ、その人の物事の解釈の仕方そのものに耳を傾けます。
段階が深まれば深まるほど、
自分で気づけなければ実力ゼロという世界ですから。
子育てと同じです。
ずっとそばにいて、干渉しながらやるものではありません。
共依存行動はそこにはありません。
精神性の向上は
ある意味、ラクをして近道をいくと逆に逸れてますね。
枠組み・制限の中に留まるような思考になります。
大人のヨガは、
行為をひとつひとつを着実に洗うこと。
それが王道です。
で、1/30ブログへの質問回答編です。
なぜ、そんなに自分で決めることが嫌なのでしょうか?
なぜ、人にやってもらいたいと願うのでしょうか?
なぜ、いつも人の評価のために日常の雑事を行っているのでしょうか?
という質問への回答編です。
親の言うことを聞いてないと叱られるからとか、
それに従がっておけばいいんだなどのように、
人に与えられたものをただ受け取ってきた場合は、
その体験が積み重なってきたわけではありません。
文章を読んだり、聞いたりしたからと言って、
脳に上書きが起こるのではないのですね。
気づきというのは一瞬的な意識の現象。
次の瞬間には消えるもの。
だから、人は実体験の積み重ねが必要です。
大まかなお約束(例えば朝早く起きようね)を与えられた後、
細やかなお約束事(じゃぁ7時に起きるね)は自分で決めて実行してきましたか?
自分でお約束事を守れなかった場合の問題に対して、
自分で決めておいて、積極的に取り組む体験をしてきましたか?
言われなくても守って、出来るようになる喜び、清々しさを体験しましたか?
直接的に取組み、創意工夫で満たしていく体験を体得してきましたか?
実行だけが、自分の脳を実際に変えるチャンスになります。
忘れないでください。
毎日の生活が自己開発するチャンスです。
けして大きな気負いは要りません。
小さなことから始めてみてはいかかでしょうか♬
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