頭では友好な関係を望んでいきたいと考えているのに、
いざ行動すると、
大切にしたいのは甘えの欲求です。
無意識レベルで、
欲求を満たすほうが大きくなっていて、
社会生活でも家庭生活でも、
支配をしたい、
征服させたい、
なんとしてでも安心したいが先立ってしまうようになります。
これはどういうことかというと、
顔色を伺っていた立場から、
逆の立場を求めていく心理に、
意図しなくても自然とすり替わりやすくなってます。
過剰な努力をして社会的地位や財力を手にしようとするのは、
ある意味、
自分の存在価値を外に知らしめたい思いが突き動かします。
屈辱がバネになって人を押し上げていくのも事実です。
危険察知センサーのお陰で世渡り上手になる人もいますから。
どんな形であれ、
苦い思い出がある人ほど、
上下関係をハッキリさせたい思いがあるものです。
今までの経緯をまとめると、
基本的不信感 → 消極性 → 規範依存性 → 罪悪/補償行為 → 強迫性
このアイデンティティー形成の順番に、
しっくり当てはまっています。
意図しなくても道なりに進んでしまっていた人は、
今こそ舵を切るチャンスではないかなと思います。
ライフスタイル改革を試みてはどうでしょうか?
そして、
この後に続くものが、さらに生きづらさをつくる可能性があります。
強迫性 → 境界性(他者同一化) → 自己愛性過多 → 絶望感
という心理作用に、
坂道を下る車のように進んでしまうことです。
なりたくてなったわけではないけれど、
そういう背景があって、
上手くいかなくなっている事情に気づいていただけたらと思ってます。
経緯を知って悔しい気持ちになるかもしれませんが、
脳で自動的に選択しているものですから、
指揮を執り直せば大きく未来は開けます。
サロンの卒業生が頑張ったところです。
(ほんとうによく頑張りました)
苦悩が多かった対人関係を脱出し、
温かい家庭を持った子がたくさんいます。
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