間違った見方を是正する(自己鍛錬) = 自己救済 が先。
それが見本になって、
相手の心情の変化に役立つという流れです。
自利 → 利他
ところが、
今まで他人を助ける・世話をするほうが、
ずっと大事だと意識してきた人にとって、
利他主義 > 利己主義
自分を優先するのは間違いではないですか?
と、考えるひともいるだろうと思います。
そこで、先に実例を挙げさせていただきました。
そもそも誤ったものの見方をしている人同士が、
ペアを組んでも失敗しやすい。
言い換えるなら、
他人の手助けをしているようで、
それが手助けではなく、
相手の問題行動を増長する手助けをしておいて(共依存)、
あとで、
『相手がいつまでたってもわからない』と文句をいうほうが不衛生。
利他に見せかけた利己主義というものです。
利己と利己のぶつけり合いなので、共倒れになりやすいのです。
改めて申し上げますが、
自利とは、自分の人生の救済になり、かつ他人救済にもなるもの。
利己とは、自分の欲望のための救済、他人の利益は関係ないとなるものです。
二つは似て非なるものです。
事実、
高齢に至るほど静かで穏やかな生活になるどころか、
他方が他方を罵ったり戒める関係や、
両方がぶつかり合ったり、
逆に冷戦状態に陥っていることしばしば。
そこに駆り出され矢面に立たされるのが子どもたちです。
勘所は、
間違ったものの見方をどこかで学習しない限り、
結局、
誰かに依存しなければ、自分達では立てないペアになりやすいのです。
ちょっと横道それまれますが、
ただいま50代、60代の恋愛・婚活が急増し、
トラブルも急増しているのをご存知でしょうか?
ディンクスを選択した人が単身になりやすい環境と、
就職氷河期を過ごし、あえて未婚を選んだ環境とが合わさって、
遅咲きの恋愛ブームになってます。
介護してもらいたいという条件も入り込んだペアリングで、
結構トラブルが起こっています。
その根っこにあるのが、
愛着問題等を残した共依存病理の暴走によるものです。
先を見てください。
そうした関係を是正したいと願うなら、
今という時間の使い方を上手く活用するようにしてください。
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