ポイントはどこですか?
という質問への回答です。
愛着スタイルに足を引っ張られる’不健康なつながり方’があります。
不健康なつながり方は、
自らを深く傷つけ苦しみを生みます。
そのつながり方とは、
以下のようなものです。
他人を通して自分を愛したかった、
他人を通して自分を確かめたかった、
他人を通して自分の力の存在を確かめたかった。
というつながり方です。
これは、
自分でAll OK.が出せない、
I am OK.が出せないばかりに、
相手を通して自分を確かめようとする行為になります。
恋愛では、この問題が特に持ち上がります。
お相手選びの段階で、
ちょっと意識してみてください。
相手の中に、自分と同じような部分を感じて惹かれます。
『似た者同士』という言葉が、
不健全な形で活用されるのを知ってください。
自己肯定感が低く、
長い間、
健康的な手段で自分を愛せなかった人が、
『安心感』と錯覚して惹かれていきます。
本当は、自分を愛したいのです。
相手を通して自分を感じ、
可愛がり、誰よりを大切にし、
満足させてあげたいという本来の欲望が突き動いていきます。
その後、
オブラートにくるまれた本来の欲望を、
わからないまま人と関わっていくために深く傷つきます。
なぜなら、
人は自分の思う通りに欲望を叶えてはくれないからです。
こういう現象に思い当たる人は、
相手を通して自分を癒し、
満足させてあげたかったという本来の欲望に自覚が持てると、
欲望と執着に振り回されなくなります。
理由は簡単、
幻想に振り回されているのと、
同じ状況が起こっているからです。
自分の欲望を、
温かなまなざしと笑顔で受け止めて、
心がほっとする体験を先にしましょう。
子どもの空想を、
優しい母性で教え諭してあげるイメージがいいですね。
愛着安定型を育てる母親の姿そのものです。
幻想だって、幻想の勘所がわかれば可愛いもの。
扱いやすくなりますよ。
心に母性(=健康な自己愛)を育てるトレーニングとして活用してください。
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