ブレイクタイム。
豆知識といきましょう。
ご興味のある人だけお立ち寄りください。
自己鍛錬とは何のためにやるのでしょうか?
ハイ、自己救済です。
元祖の自己鍛錬は、
『釈迦』が開祖の原始仏教といわれてます。
皆さまが馴染んでいる日本仏教とは違います。
こちらは大乗仏教です。
お釈迦様の没後、後世の人の手によって色々な解釈が加わったもので、
聖徳太子時代に中国から入ってきたものです。
お釈迦様オリジナルな教えに近い仏教は、
スリランカ、タイ、ミャンマー、インドネシア諸島のいくつかの国に、
現存している程度です。
原始仏教は南へ、
そうでないものは北へと伝わったと考えてください。
そもそもお釈迦様がお生まれになった時代背景は、
バラモン文化(有神論・聖典・身分階級制度)が主流の社会でした。
超越的な存在を信仰し、
外に拝む祭礼・儀礼を重んじ、その恩恵を受ける教えです。
その祭礼を司る階級は、家柄や血筋で決まってしまいます。
完全なるヒエラルキー構造。
抗いがたい身分制度で苦しむ人もいた時代に、
自分の道は、自分の努力で決めていけるという思想(沙門)が生まれます。
沙門のなかでもお釈迦様の教えは、
外に拝み頼むことで苦しみから救済されるという仕組みをやめ、
自分を拠り所としなさい、
釈迦の教え(法)を拠り所として自分を鍛え、
自己救済しなさいというもの。
人間と神秘や超越存在との関連性を修練するのでなく、
人間の知覚器官の仕組み、意識の仕組みに挑んで、
苦しみのシステムを見つけては、
それを是正しなさいというものです。
苦しみ・煩い・悩みには、
厳密な因果関係があるので、
それを見つけて解きなさいという仕組みですから、
かなり現実主義でシビア、ロジカルです。
自己救済(=ものごとを正しく観れる)をまず行い、
それが人の見本にもなって、
利他になるという仕組みです。
これって、いつの時代も大事なことではないでしょうか?
わたくしごとですが、
17歳のときに出会ったヨガ行法のなかで、
最も興味を持ったのがこの自己鍛錬の内容です。
それ以来、
生活のなかのあちこちで活用してきました。
自分の経験も含めてですが、
人は、
社会思想や家庭の価値観など、
目の前にあるものを良識として疑いもせず受け取って染まります。
鵜呑みにし、
思考癖になってるにもかかわらず、
場合によっては、
他人との正しさの争いにまで発展します。
これはとても辛い体験です。
そんな状態は、
外から別の考えが入り込んで来ない限り風穴は開きません。
また、
たとえ新しい情報が入ってきたとしても、
撥ね退けてしまったり、
頭だけでわかった気になっている場合もあります。
本当は知ったことを、
実際に生活で活用し体得しない限り、
人間全体での是正は行われません。
自己鍛錬において最も厳しいのは、
無意識レベルで行ってしまう習慣です。
これはホントにしつこい。
でも、
意識化したうえでトレーニングを積み重ねていくと、
やはり変わります。
自己鍛錬のいいところは、
努力の先に改善するところだと思います。
ヨガ行法や経では、煩悩の消滅といいます。
そうでなければ、
わたし自身続けませんでしたしw(リアル感想)
おすすめもしません。
ご興味ある方は、
サロンホームページのヨガのタグを押していただくと、
ヨガ行法についてにQ&Aや、
大人から始めるヨガ行法
に簡単ですが内容を記載してます。
ご参考にしてください。
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