母から自立するための父性の役割は、
もうひとつ、
父親と母親の愛情関係が子どもに記されなければいけません。
母子一体化のなかに父親が入って来るという光景は、
子どもにとっての最愛は、
たしかに母親ではあるけれど、
母親にとっては、そうではないということを知ることでもあります。
母親にとっての最愛は、
夫である父親である事実を知るという体験です。
どういうことかというと、
母子もしくは父子という強い関係が、
ずっと永続しては困るのですね。
これも心理的自立の妨げになるからです。
そもそもエディプスという言葉は、
『性的欲求段階』について研究した心理学者のフロイトによって、
広く知られるようになりました。
母子・父子という強い関係は、
心理的近親相姦という状況とよく似ているといいます。
ご興味ある方は、ネットで検索してみてください。
退行欲求や嗜癖(アディクション)と関連付けてみると、
思い当たる内容かもしれません。
役立ててください。
話を戻します。
母子一体化のなかに、
父性が入り込んでくることで、
子どもは、
『分を知る』『分をわきまえる』という学びですね。
お父さん・お母さんとは結婚できないのだなと、
ちょっぴり辛い体験ですが、
これで世代境界線が引けるようになるというわけです。
それを知ることで、
自分は自分の世界観を創っていくのだ、
自分の人生を辿っていくのだという動機になると、
考えてみてください。
追伸、
今日はエイプリルフールですが、
このお話は嘘ではありません。
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