2023年4月17日月曜日

実例 しっかり者の女性にあるもの

 


甘えの欲求を強く残した依存男性は、

やってもらうことを条件に女性を必要としていますから、

欲求を退く女性は、とても冷たくイヤな人物に映ります。


主導権を握っていられない状況は気に障ります。

だから不機嫌です。


また、

しっかり者の女性の存在に劣等を感じます。

理由は、無意識レベルの記憶に火がつくため。

自分を愛してくれなかった母親を想起させるからです。



では、冷たいという言葉に対して、

かーるく退けられる女性にあるもの。


・自己愛と自尊心(All OK. I am OK.)

・自律性と自立心(生理的感情・見捨てられ不安の抑制)

自己を支える優しさと愛情をもっています。


だから、

自分の置かれた状況を把握し、

自己表現をすることに何のためらいもありません。


状況を見る限り、

冷たい女性というよりは、

しっかり者の女性だねというほうがしっくり。


先日まで説明した『心理発達論』が見事ぴったり当てはまります。


ところが、

このような対処ができない、

言えない、

やってはいけないとなる人は、

不健全なコース(共依存)に入り込んでいるためです。


共依存が存在するために、

ものの見方が歪みやすく、

誤った関係に陥りやすいと知ってください。

つまり、

この過ちに気づいて、行為そのものを乗り越えていけばいいというわけです。


相手を変えようと努力するはNG。


自分の見方、捉え方、行動のしかたを先に変化させていくというのが、

トレーニングの主軸です。


補足は明日。



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