口にして言えない・・と片づけてきたことが、
あるとき堰を切ったように飛び出してくる経験はありますか?
パートナーシップのご相談ごとには、
たいてい憑物のようにこの内容が入ってます。
その日が来るまで、
言いたいことなどないように振る舞っていて、
ケンカの際に、
「今日という今日は、言わせていただきますッ!」と、
前置きをした後に延々と不平不満が出てくる。
それはスゴイパワーです。
ドラマの中のお話しではありません。
現実に存在します。
言ってしまったことうんぬんより、
ここで取り上げたい内容は、
それだけのエネルギーを身体の中に抑圧しているのですから、
体が不調に至らないわけがないというところ。
あっちこっちにしわ寄せがあったはずなんですね。
(これらをひっくるめて身体症状といいます)
心が関係しているとは思いもせずに、
ことごとく放置してきています。
なかでも代表例は、
自律神経失調症という名でひとくくりにされたもの。
一昔前は心療内科さえない時代ですから、
どうしてもこうなってしまってたのです。
溜め込んだエネルギーは命にとって猛毒です。
人の内臓だけでなく表情まで変えていきます。
眉間に深く刻まれた縦ジワ、
肝斑、肌荒れ、
硬く結んだ口元によって生じるほうれい線などは、
予兆に過ぎません。
憤怒のエネルギーは血液とともに体内で循環し、
老化を加速させるだけでなく、
内分泌腺異常を起こさせます。
自律神経失調症を発症するに至る原因に、
共依存病理が関係しています。
共依存を持っている人は、
気持ちを開示したら、
こちらの欲求をかならず相手が請け負って返さなければいけない、
イヤと拒否する権利はなく、
返すものだと紐づけて解釈しています。
そう解釈するため、
自分も周りから望まれれば、
イヤと言わずにやらなければいけないという解釈にもなってます。
これが大きなストレスとなって襲いかかっています。
言葉にして嫌な思いをするくらいなら、
黙って耐えたり、
自分でやってしまったほうがいいと暮らしてます。
この交流は大きな間違いです。
暮らし方まで誤ります。
着目して欲しいところは、
心理発達課題が止まった状態が原因だってことです。
原因さえわかれば除去できます。
本来は、
気持ちの開示は善悪対象ではない。
個人を知ってもらうのが一段階目。
気持ちから生まれてた要求を、
相手にわかりやすいに自分が文章を作って、
明確にする自己表現が二段階目。
要求に対して相手は断る権利があります。
交渉を重ねながら柔軟に落としどころを見つけるのが第三段階目。
Aという要求を出したら、
Aじゃなきゃダメというものではないことがわかりますでしょうか。
心理発達を遂げているなら、
気持ちだけでも受け取ってくれて嬉しいというコミュニケーションが容易です。
AからBになってもよいと、
はじめから枠を大きめに持っている自由さが存在しますよね。
他者の介入をさほど必要としてない自立心理になってます。
知らなかった人は同一化願望が最優先されたままですから、
共依存が濃厚です。
ここは意を決して勉強どころです。
わざわざ不愉快になる交流法を選ぶ必要があるでしょうか?
現実が思い通りにならないという不平不満が、
自律神経失調症を招きます。
その原因のほとんどは情報処理の仕方です。
新しい情報は知性と理性を向上させるチャンスです。
ぜひチャンスをものにしてください。
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