心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
〈ケース⑧〉
喜びや楽しみが身近になく、
ユニークさや温かさが感じられない家庭で育ってます。
生真面目。
家族のなかで楽しい会話や冗談等が通用しません。
真面目はけして悪いことではありませんが、
子育てのなかでこの環境が心の育成を阻んでしまうほうへと加担したケースです。
ご両親のなかで会話はありますが、
楽しい会話をしているのをあまり見たことがありません。
楽しさや喜びの体験がとても薄く、
それらに対して抵抗感を持ってしまうような性格になっていきます。
冗談やユニークさのなかに入ると緊張してしまい、
その態度を他者が見て違和感を感じ、
徐々に人と接するのが苦手になっていきます。
徐々に回避的になっていたところに、
他者から注目や関心をもたれたことがきっかけになって、
失敗を恐れたり、異常な緊張を余儀なくしていきます。
楽しさや喜びに対して適応する能力のがないことに劣等感を感じるようになり、
他者からの視線、否定的な態度や評価が怖く、
自然な振る舞いが益々難しくなって自己卑小の癖が定着します。
人と仲良く上手く関わりたいのに、
自分に深くかかわってくる感触への異常な恐怖感も同座し、
葛藤を始終して繰り返しています。
さて、あなたならどんなアドバイスや声掛けをしますか?
自分を知られることへの恐怖があるなら、
自分の性質や特徴に回避性が関わっていることを知ってください。
自分を縛る不安の正体を知って、有効なトレーニングをすることです。
喜びや楽しみに対してどれぐらいの免疫があるのか知る必要があります。
隠れてお笑い好きとか画像など、一方通行的なら大丈夫という場合もありますし、
そういった娯楽そのものをまったくやらないとか、
やりたくないなどの場合もあります。
自分の現状に検討をつけ、その問題に起点に施しをしてみるといいですよ。
「愛想良く」「テンポよく」でなければいけないわけではありません。
そういうのはちょっと苦手なんだけど・・関わるのは好きッ!て自己開示して、
ありのままの自分で他者と交流したっていいわけです。
また、根っから笑いや楽しさが嫌だというなら、
それもその人の特性だとまっすぐ受け取って自己肯定することです。
劣等感そのものがいりません。
不安の正体とは、緊張状態になる条件を見つけてあげることで解消できます。
ぜひトライを。
カウンセリングで話しながら、検討をつけることもできます。
ぜひご利用を。
わたしたちの人生は大きくも小さくもありません。
等身大の自分をよく知って、
人と程よく付き合っていくようにするだけで、
基礎的人生課題はマスターしてます。
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