2024年10月10日木曜日

怒りになりやすい人は誇大自己に 悲しみに浸かりやすい人は自己卑小に

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。  


自分の性格は、癖から成り立っているものって知ってましたか?

意外に知らない人も多いです。


心理学的な専門用語を使うと、

「自我防衛機制」の定着が人格と言っても過言ではありません。


感情の出し方も学習したものが定着しています。

怒りになりやすい人は、心が勝手に怒っているのではなく、

怒ることが正解だと学習したことが定着してます。


ちょっとシンプルな(過ぎるかもしれませんが)アドバイスをすると、

怒りやすい人は誇大自己になりやすいタイプ、

悲しみに浸かりやすい人は自己卑小しやすいタイプ、

と、言えると思います。


自分がどちらのタイプかを知って、

扱い方を学習するといいと思います。


怒りは悲しみのすり替えです。

自分を認めてもらえなかった悲しみが怒りになって外に出ています。


ですから、

怒りで出すよりも、悲しみで表現をしていくほうが扱いやすくなります。


いつも怒りやすい人は、

現場で怒りを感じたとき、

『ほんとは悲しんだよね』と自分で自分に言い聞かせ術を行います。

それが一旦停止のチャンスになります。


自分で自分をコントロールしない限り、

感情抑制機能は向上しません。

それを避け、他者を巻き込み続けるだけの関りでいいかどうか、

ご自身でよく選択してください。


一方悲しみに浸かりやすいタイプは、

中核的な症状とともに、不安がいつも付きまとってしまうのはとても辛い症状です。

朝起きたときから憂鬱で仕方がないというご相談は数知れずです。


ただこの方たちのように、

カウンセリングに行こう!と思って実行しただけでも進歩的です。

なぜならカウンセリングは、

苦しみを終わらせ明るい未来の始まりだからです。


大量の悲しみは、

誰かに共有されないまま放置し、

蓄積したのが原因です。


悲しみが大量になると、

前向きな学習の進みを妨害し、

家庭生活・社会生活においても、

物事に適応する能力を妨げていきます。


ですので悲しみの出口を作ってあげることが、

不安を鎮めていくだけでなく、

心を強化する学習になります。


ぜひカウンセリングを活用することをご検討ください。





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