心のメモ帳にようこそ。
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ケース⑨
陽気に振舞うようにして注目を浴び、
他者の否定的な評価が何よりも怖くなるようなケースです。
一番の目的は、人に気に入ってもらうことです。
そのため人と関わる場に行くと、
とたんに迎合スタイルになります。
わたし本来は即無くなり、
相手の望む(もしくは好む)自分に成り済ます癖が発動します。
そのことが問題だと本人は気づきません。
思いもしません。
むしろ、生きていくうえで何よりも大事なことと思ってます(信念)。
アダルトチルドレンの役割で行くと『ピエロ』です。
その度合いは大なり小なりですが、
気に入ってもらうために笑顔を絶やさず、
笑顔仮面になりがちです。
たとえどんなにやり玉に挙げられても、
傷つけられても笑って受け取って傷ついてないように振舞います。
しかし、
その内面では自己卑小が起こっています。
自己卑小が強くなるほどおどけて相殺します。
つまり二面性を発達させています。
周りは、まさかびくついているとは思いません。
それほどに演技も上達しています。
振舞うほどに自己を失い、
振舞うほどに他者から誤解を受けていき、
本当の自分を出せずに縛られ苦しくなっていきます。
さて、あなたならどんなアドバイスや声掛けをしますか?
このケースは、
公的人格との差が非常に大きくなるためストレスも倍増です。
テリトリーから離れるような物理的距離法や、
自分のキャラが変化しても構わないような力を育てていくトレーニングが必要です。
他者に気に入れられることこそ安全確保という絶対信念に対し、
それに手を出すことによって徐々に起こるデメリットを明確にトレーニングも大事です。
得ではなくて損。
という因果関係を作り上げる学習も効果的です。
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