心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
習慣 = 癖 というのは見過ごしやすいものです。
生家で培った『役割』を、
そのまま引きずって結婚生活を送っているとは、
普段の暮らしのなかで、意識に上りにくいだろうと思います。
ましてや、
当時心残りにした願望や、
生活様式や行動様式のパターんなどを持ち込んで満たそうとなどは、
考えられないはずです。
人の人生を長いスパンで見渡すと、
原家族のなかで味わった不平不満は、
なかなか清算できないものなのだとつくづく思い知らされます。
で、どういう方向性に心が持っていかれるかというと、
今度こ屈辱を晴らして見せるとか、
取り返してみせるとか、
なんと・・・場所を変えて望みを叶えてみせるという願望に結びつくのね。
つまり、
結婚生活が敵討ちや仇討ちになりやすいのね。
心は要求していきます。
頭ではなく心がそう突き動いていきます。
あの親のようにはならないといいながら、
あの親そっくりな家庭生活になっていることも気づかずに、
長い月日が経っているもの。
家族システム論で見渡す限り、
場を変えて感情の反応や認知のパターン、
行動様式までがそっくりになってます。
想像つきにくいひとは、
天下取りといったら検討がつきやすくなるかもしれません。
多くの場合は、
伴侶とうまくやっていきたいと強い願望をもっていながら、
それがなかなか上手く実現しない場合は、
離婚結婚を繰り返したり、
もしくは子どもとタッグを組むような形にたどり着いてしまいます。
家族病理から個人病理へと視点を移し、
原家族で培ったホメオスタシスが見事に働いている相談者に立ち返ると、
しわ寄せが集中してしまった問題の人だけが悪いわけではないと結論が出ます。
もしも悪いというラベルを付けるとしたら、
ホメオスタシスそのものではないでしょうかと促し、
取り組むべき題材を当初とは違った形に持っていっていただいてます。
こういった視点でお話を進めていくと、
家族関係全体を取り上げて改めていけるので、
問題の人の態度がしぜんと軟化するという事態に結びついています。
サロンハナミズキではこのようなカウンセリングをしています。
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