2025年3月7日金曜日

実母と息子の関係に異常なホメオスタシスが働いている

 心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。 




嫁姑戦争がなぜ勃発するのか。

これを紐解いていきましょう。


夫とははっきりとした上下関係に収まるしかない妻にとって、

助けの綱は子どもです。


とくに跡取り息子。

長男。


家長をいずれ務めるような存在なため、

妻としてはこの子を誰もが認める存在に育てなければなりません。


心理的近親相姦という事態になることしばしばです。


ここで疑問がわく人もいるかもしれません。

息子はなぜ母親の介入を許したのかと。


では、子ども側からみた母親の立場を理解していきましょう。

ここは、

これから改善しようと努める方にとってはポイントです。


子どもには、

母親の負担が『疲れ』『不調』というかたちで伝わってきます。


親の疲れた顔を視るのは忍びない。

だからそこで親をケアする意向に変化していきます。


本来なら、

子どもは外界へと関心が向かい、

色んな体験を通して自分の世界を創っていく時期です。


年月を重ねていくと、

母親も歳を取ってきますのでその苦悩ははっきりしていきます。

鮮明になるという感じです。


年齢が上がると母親に対してアドバイスするようになったり、

母親の愚痴をつねに聞くようになったり、

ときには、

母親に変わって父親に弁を広げます。


役に立っているという感覚です。


母親は、

夫だけでなく祖父母の問題をも息子に開示するようになり、

息子にもっと期待をするようになっていきます(無自覚)。


息子はすっかり母親の世話をする人に成長します。

ヒーローのような疑似夫婦になります。


母親に対する息子の存在価値は格段上がってます。


この母と息子の関係を母子カプセル化といいます。


自然とそうなってしまうのですね。

ヒステリー性のとても強い母親だと、

長い年月の末のことですので反抗するのも難しいのです。


この密着した関係にとって、

長男の結婚話はどう映るでしょうか?


もうおわかりですよね。

不愉快です。


なぜなら母親に強い分離不安が起こるから。

見捨てられていく、置き去りにされていく感覚が湧きます。


すると、

息子を自分のほうへと引き寄せておかなければなりません。

嫁を異物として扱わない限り、

自分の存在価値が守れません。


ここで宣戦布告がなされます。


息子の婚姻に口をはさむ、

嫁に嫉妬する母親は、

異常な強いホメオスタシスが働いている典型的な例です。


問題はそのことではありません。


母親も息子も精神的発達を遂げていないところが問題なのです。





☆湘南茅ケ崎Salon Hanamizukiホームページ☆

アーユルヴェーダマッサージと木製スチームバス発汗療法の体験
お問い合わせ・ご予約はこちら↓
https://www.ryohanamizuki.com/

☆オンラインであなたのプライベートタイムが広がります☆
・Skype・
心理カウンセリングやプライベートヨガで彩のある生活を実現しませんか?
90分6000円で承っております。
個人アカウントが必要です。

☆肩や首コリの解消、腰の痛みにリラクゼーション整体承ります☆

個人を敬う生き方の知恵 アーユルヴェーダブログは不定期更新中☆