心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
男性の厄年 → 25歳 42歳 61歳
女性の厄年 → 19歳 33歳 37歳
大厄 → 男性42歳 女性33歳
歴史のなかで培われてきたこの年齢には、
大きな意味が隠されてます。
一番最初の歳は結婚の時期。
むかしの時代の適齢期です。
先に女性のお話をさせていただきますね。
結婚し相手の家庭に染まっていくその時期が最初の難関。
自分の価値観をすべて捨て去るような事態です。
いやおうなしに変化せねばなりません。
大変ですが知性も理性も変わらざるを得ません。
つまり精神的発達のチャンスになっています。
その後は子育てに奮闘し、
33歳頃は子育ても一応落ち着きだし、
姑からお家の引継ぎなどが徐々に行われていく時期になっていきます。
寿命も60歳だったころのお話しなので、
引継ぎも今に比べて早い年齢です。
というか、、、
そこまで姑がすべてを仕切るのが常ってことよね。
それに比べて、
男性の大厄42歳とは遅いほうです。
なぜそうなっているかを知ると納得してしまいます(男性ごめんなさい)。
家長を務めた男性や、
男性心理を専門的に扱う人からそのお話をきけたのが幸いです。
実は、
その年齢にならない限り、
男性の理想化した自我像が崩れないといいます。
結婚したての頃は、
女性のほうが男性の家系価値観に習ってもらうため、
男性そのものに精神的大きな変化は少ないか無いといいます。
仕事も永年就職というぐらいですから、
転職もなく大して変化は起こらないまま中年期に突入していきます。
ところが、
中年になると後輩が増えていきます。
仕事や役割の変更に立ち向かう時期にやっとなるのですね。
家庭では、
両親が徐々に老いてきて引継ぎがいよいよ本格的になります。
男の大厄の歳と、
心理学で言われている『中年の危機』という時期が合致していることには、
意味があったのです。
アイデンティティー崩壊の意味。
理想の自我像が通用しなくなるのね。
令和の今、
中年の危機の体験は、
42歳よりももっと遅く50代に入ってからになっているという報告があります。
50代が分かれ道とい言われるその理由に、
ホメオスタシスが強く働いている痕跡をよく視ます。
過去の価値観に居心地がいいとなっていると、
精神的発達を遂げていくチャンスを失っていることに気づけなくなります。
ここは自覚をして活用するほうが、
人生の知恵になります。
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