心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
鶴の一声
という言葉を耳にしたことはありますか?
家長の一言ですべてが決まってしまうという事情です。
日本社会も男尊女卑という思想と、
当主が最大の権力という背景がありました。
当主 and 家臣
「上下」「支配と服従」という確固たる関係が、
夫と妻の関係にも持ち込まれてます。
双方向の循環というより、
一方向性が強い関係ね。
家庭も縦社会が普通だったのです。
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ここに注目しておいてください。
男性という大黒柱に対し、
女性は依存性がとても強い人のほうが重宝してたのです。
これをアダルトチルドレンの役割特徴に当てはめると、
ヒーロータイプと尽くし屋(世話焼き)スタイルになります。
ピタッとハマります。
なにが言いたいかというと、
アダルトチルドレンの役割特徴になるような家庭構成で育っていて、
アダルトチルドレンになっているとはわからず、
役割がすんなり通るパートナーを選んで婚姻関係を結ぶシステムを、
良識と受け取っていたといいたいのです。
心理発達や精神発達の問題にはけして目が向かず、
子育てが心地よく行えるわけがないのですね。
結婚生活のイメージそのものに、
縦社会ではなく横社会を持ってこないと始まらない。
昭和生まれの人たちは、
そのことになかなか気づけなかったんですね。
ですが今、
新人類と言われた人たち、
ゆとり教育世代以降が現れたことで、
わたしたちはこの古い慣習にメスを入れられるようになったんです。
昭和の常識は令和の非常識。
そのなかに家族システムも含まれます。
横の関係を創ること。
双方向でかつ循環できるように関わること。
主導権争いではなく、
役割をいつでも交代できるような柔軟性を念頭に。
いわゆる相談、援助希求がお互いにできること。
パートナーシップに対し、
家庭全体で認知しておくことをこれからの暮らしにお勧めします。
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