2018年9月22日土曜日

自分を卑下せず見渡す能力をつくろう

 
訓練の途中にダメ出し・自己卑下をどうしてもやってしまうと、
 
質問が多くなっているので、
 
お久しぶりに古典ヨガ的に行きます。
 
どう説明しようかなと思ってまして・・・・。
 
古典ヨガから拝借しようと思いました。
 
 
心は使う「意思」によって変わっていきます。
 
心は簡単にいってしまうと、
 
誰もが最初は幼い意思しかないと言います。
 
だから大人の意思を創ってあげないといけないと。
 
 
幼い意思。
 
こっちは自分の気分が治まり、
 
すぐに満足することが第一。
 
誰かに代理人になってもらって気分が変わります。
 
その割にはこっちは、何でも出来ていると思いたい願望も強いと。
 
『すぐ』ってところがポイント。極端なのね。
 
こっちの意思を使うと、
 
自分自身も相手も振り回していきます。
 
 
ちょっとあとで苦い思いをします。
 
その時は良かったはずなのにね。
 
なぜかしばらくすると苦い思いをするのです。
 
「ねぇ、まだぁ」「もっとちょうだいよ」ってなる。
 
何度も自分を大事な本題から引きずり下ろします。
 
とってもいやなベクトルです。
 
潜在意識では、
 
苦労しないで早く格好良く成長していたいと思ってます。
 


一方、

もう一つの意思は創っていかないといけないのよ。

こっちの意思は、最初に苦い思いをするの。

無いから創ってあげないといけない。

創るためのエネルギーがいる。

幼い意思は望まなくても勝手に在るのに、

大人の意思は創らないといけないの。


こっちは成長を上手に促す意思。

「進化してみる気ない?」

「頼らなくても意外と大丈夫だよ」

「才能は備わっているモノで、今は眠っているだけだよ」、

「すぐは無理なんだよ、ゆっくり進んでごらん」

「ペースを守ると努力って楽しいもんだよ」っていつも応援してくれる。

何度も本題から引きずり下ろされそうになるときに、

引き上げてくれるほうに使われます。

行き過ぎれば「落ち着いて」と制してくれる。

とてもありがたいベクトルです。

こっちは三日坊主さえも粉砕する強力な意思となるの。

いわばペースペーカーみたいな感じ。


大人の意思のほうは、

幼い意思によって心が染まってしまったときに、

「あれ、そっちを選んじゃったのね」と、

優しく明らかにしてくれるありがたい存在でもあります。


全体をくまなく見渡す能力があり、

怒りもしない、不愉快にもならないで、

冷静に心の行いを分析してくれる有難いお利口さんな意思。

自己卑下やダメ出しなんてしない意思なんです。

そんな暇があったら訓練しましょと、

背中をせっせと押してくれます。

こっちの意思をあなたは創って持っていますか?



≪ダメ出しをするメカニズム≫

生理的反応は不愉快さを伴っています。

ザワザワしたり、ムカッとしたり、ドヨーーンとしたり、

胸がべりっと痛くなったりと、

人それぞれですが不快感覚で教えてくれます。



「なんでこんなことになったんだろう」

「なんでこんな風にしか出来ないのだろう」と、

すぐに落ち込んだり、

すぐにムカッときたり、

都合が悪くて狼狽えます。



(潜在意識)

①幼い意思=何でも出来ていると思いたい願望

②幼い意思=苦労しないで早く格好良く成長していたい願望

周りにはダメな所なんかない自分(成績優秀・万能)を見て欲しい。

格好いいねって良い評価をして欲しい。



(顕在意識)

自分に恥をかかされたと強い恨みの感情が噴出して、

何度もダメ出しをしてそれを消し去ろうとする。

でも消えない。

こんな感じ。



ダメ出しのメカニズムは、

期待をすればするほどズレが大きく感じるのね。

出来る自分を理想に掲げれば、

それが叶えられない時ほど、

現実はショックになるってメカニズムなのよ。


幼い意思にとっては、

成績優秀や格好良さ、出来ている自分像を優先にしたいから、

起きてしまった失態は、

事実として受け容れ難いことになります。

すごく苦痛です。


大人の意思もまだ創っていなかったために、

いつまでもダメ出ししたり、

ロクでもないと責めたりしてしまう時間が長引きます。


消しさりたい一心で無意味な労力を使ってしまうのです。

これが幼い意思の仕組み。

貴方の性格がどうのこうのではなくて、

心の仕組みなのね。


逆説的に言えば、

大人の意思を早めに創っておけば、

ペースメーカーみたいなもんだから、

とっくの昔に、

等身大の自分でコツコツと取り組んで、

成長する楽しみを得てしまっているのです。

落ち込んでいる自分に気がついたら、

すぐにストップがかかるのよ。


わざわざダメ出しして気分を不愉快にしても、

何も変わらない。

大人の意思はそのことを良く知っています。

エネルギーの無駄遣いになることはさらさらやらない。

気分を早めに引き上げて、

さっさと優しく♡背中を押してくれるのです。



子どものうちから、

心の中身を大人が教えてあげれば、

人は混乱なんてしなくなるんだと言います。

歳月の中で、

創った大人の意思が幼い意思を優るときが来るから、

やってみなさいと、

古い書物たちは教えてくれてます。


新奇性探求の気質をもっていた私自身、

三日坊主をこれで超越しました。


無理強いをせず、

ちょこっとずつやっていれば、

少しずつでも成長するもんだぞと、

都度創造しては、おぼつかない大人の意思を発動してきましたよ。


しばらくするとおかげさまなことに、

不愉快にのまれても幼さを隠したって仕方がないと、

ふと思う瞬間が早めに訪れるようになりました。


自分で創った大人の意思と一体化するときが、

いつの間にか訪れていたんでしょうね。

書物の通りだったのかなと思っています。


ダメ出しをやってしまう人は、

まだ開発の途中なんですよ(^^ゞ

板につくまでは時間がかかると心得てください。

すぐ結果が出ると思わない、願わない。(←幼い意思にひっかからないで)

続けてやっていけばいいと楽観で進んでください。

実力をものにするには、

ダメ出しより、肯定感の積み重ねよ~

大人の意思を何度も創造して強化していきましょう。





『ひとりごとシリーズ』

①脳みそのバージョンアップは、パソコンのようにできない。

人間性を嘆いていはいけない。

受け容れることだ。

上手くつきあえばいい(^^♪


もう一つ、

②記憶は薄れるもの、だから記録に残しておく。

沖ヨガの先輩に10年近く前に口頭で、背中を押されたのよね。

学んだことは流しきること。

止めてはいけない。

だから、へたくそな文章だけど、

ブログを使って記録に残すことに決めました。

必要なモノがあったら使ってください。






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