境界性は他者の気持ちと、
自分の気持ちを同一化してみてしまうために、
事実の改ざんが起きやすいです。
どっちが原因だかわからなくなってしまうのよね。
これは観察し甲斐があります。
彼らの行動と言い分を黙って聞いていると、
自分の取った行動をもみ消していくことが大変多いのです。
意識的ではなく、無意識的です。
事実は、
「私(僕)が『相手はきっと○○をして欲しいのだろう』と、推測して行動した」
なのですが、
その光景は「貴方が○○を希望したから。私(僕)は○○をした」
に、お見事に変わるんです。
事のスタートが必ず相手になります"(-""-)"
身についた習慣は大人になっても癖でやります。
自分の身を親や家族から守るために、
覚えてしまうんですよね。
これが顕著に現れてくるのは、
だいたい児童期半ば。
小学校3年生ぐらいになると、
やめさせたくてもやめないと、
親も手こずり始めます。
脳が自動的にやるようになってしまうのですね。
ラブアディクションの男女は、どちらか必ずやってます。
それで責任転嫁の応酬になる。
どっちが発端かわからなくなってますね。
お互いに自分の非を認めたがりません。
これは、
「きっと相手はそう思っているはずだ」という先入観を、
相手の事実と見てしまうからです。
あくまでも自分が想起しているにもかかわらず、
相手が発端だと思い込んで、ひとり不愉快になっています。
そのまま話が一人暴走して、
ひとりドラマティックに、
ストーリーを展開している場合が多々あります。
もちろん押さえ所は、
被害者立場としてストーリーは必ず展開しています。
「私(僕)は悪くない」なのよね。
もしこれに巻き込まれた人は、
必ず冷静になって突っ込みを入れてください。
貴方のためでもありますが、
相手のためでもあります。
「ちょっと待って、貴方が○○だって思ったんでしょ~」
「私(僕)は、一言を言ってないわよ」
と、経緯を確認します。
このセリフにこう返してくることがほとんど。
「だって、そう思っているでしょ」と、
先入観が絶対当たっているとばかりにゴリ押し。
「だって、この前は○○って言ったじゃない」と、
まったく頓珍漢な過去の話を勝手に関連づけして、
自己防衛。
こんな感じになります。
児童期の子どもとまったく同じ会話になります。
境界性の問題を持ちこしている人は、
過去に起こっていた出来事を、統合することがとても苦手です。
極一部を除いて前後の経緯を切り離し、
自分にとって印象的な部分だけを残していることが多いです。
高齢化しても必ず口癖でやってます。
愛着対象者はよく観察し、
冷静に突っ込み返してくださいね~
彼らには、事実を直視させる必要があります。
思考のかく乱をさせない。
どんなにバツが悪くても、本人に責任を取らせます。
脇道に逃げないように、
キチンと筋だって話を突き返すスキルを、
愛着対象に選ばれた人は鍛えて持ってください。
境界性の問題を抱えた人を、
幻想から救ってあげる手立てと思ってくださいね(*^^)v
愛着対象者さんは、カウンセラーや精神科の先生方と、
とてもよく似たポジションだろうと思います。
傾聴のスタイルを保ちながらも、
ただ彼らの気分が良くなることだけを、
言っているわけにはいきません。
彼らにとっては耳に痛いことでも、
成長の妨げになる思考癖にはハッキリと物申すことがあります。
境界性並びに自我脆弱性を持ちこしているならなおのことです。
先入観と事実をしっかり区別をすることが可能になるように、
問題が起きたときは、その場で対処をしてください(*'ω'*)
愛着対象に選ばれた人は、
境界性パーソナリテイ障害が落ち着くまで、
彼らに人生を振り回されていく時間を持つ羽目になります。
愛着対象者をサポートする第三者を探し、
支える体制を整えていくことも考えましょう。
愛着対象者の気持ちを汲む場所を作るってことですね(*^^)v
誰だって、愚痴をこぼしたくなる時がある。
たとえ愛している人でも、
なんでこんなに大変なんだろうと、
弱音を吐きたくなってしまうときだってあります。
それは普通なことです。
そんな思いを遠慮なく話せる場を、
作ってあげましょうね。
ここからは愛着対象者様向け。
もし貴方が彼らの振り回しに疲れ切って別離を考えているなら、
彼らの「そう思っているでしょ」に対して、
「そうかもしれない」と返答し、
相手の優位性を保持しながら幕引きに出てください。
彼らは感知が早いので、
どうせ捨てるんだったらこっちから捨ててやるとばかりに、
強気な罵詈雑言で応戦に出てきます。
愛着対象者の努力も労力も自尊心も、
ズタズタにするのはお構いなしです。
そっちが先だの先入観を鵜呑みにした悲しい結果になってはいますが、
彼らが境界性パーソナリテイ障害特有の行動を自覚しない限りやめないのが事実。
そのままを受け取って別れてください。
人格障害にまで進行している場合は、
チームを汲んで取り組むことをおススメします。
とくに自己愛性パーソナリティ傾向と境界性がドッキングしている場合は、
必ず自分を勝者にするように、事を運ぼうとします。
社用公用の場の人柄とは全く違い、
そちらが良い子であればあるほど、
誇大化した自己で愛着対象者を責め立てていきます。
愛着対象者がうつ病に追い込まれることは、珍しいことではありません。
こちらは相当な覚悟とスキルを持つ必要があります。
人と人が関わるとき、
どちらが勝ちか負けかではないはずなのです。
ですが愛情飢餓にさらされ基本的安心感の欠如があると、
人との関係性がどうしても主従関係に安住を得てしまうことを、
誰もが知っておく必要があるのだろうと思います。
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