また子も親の鏡です。
境界性の問題を生んでしまった家族関係を拝見すると、
恐ろしいほどそっくりです。
お互いが感情の表現が良く似ているのです。
反面教師だと言っている人も、
実はよく観察すると、、、、
過剰に反応しているところは、
ホントにそっくりです。
伴侶である人は、
パートナーのご実家に出向かれたとき、
良くチェックしてみてください。
心は酷似、瓜二つ。
ただ表現方法が違うだけ。
ですので、
伴侶の親のような振る舞いをしないことがヒントとなります。
激情化しないためのコツ。
心配性だったら、どーーんと寛容に構える。
過干渉だったら、あまり口を挟まない。
神経質だったら、五分五分スタンスで上等上等と促す。
平坦顔だったら、笑顔を大事にする。
真面目ジメジメとしていたら、ゆるっとユニークにする。
感情的だったら、冷静に効く耳をもつようにする。
どうでしょうか(^^ゞ
関係者は一緒になって、
過敏反応をしないことが大事じゃないかと思います。
ただし、黙って従っているのも違うんです。
以前言いましたけど、
尽くして都合のいい女になることと、
伴侶のために、真に役に立つ女になることは、
似て非なるモノ。
一貫性を持ち続け、毅然とすることは必須です。
腫れ物に触るような対処になってしまったとき、
終わりが近づきます。
親子関係の場合は、放棄のモードによって、
より仲が悪くなることがあります。
伴侶の場合は、離婚や別離にやっぱりなっちゃいますね、、、、
愛想を尽かされる前に、境界性パーソナリテイ障害について、
自覚し改善していけたら良いのですが・・・・。
困ったときは、首をかしげる。
なんでそんなに怒るの?
それ怒るところなの?
話がしたいのにそれでは出来ないわ。
そんな風に、おっとりとした態度を取って、
相手の激情ぶりをしっかり鏡返しして、
ペースをへし折る。
先入観を事実と取り違える脳なので、
「なんか勘違いしていないかしら?」
「そんな急に怒って、前に何かあったの?」
質問返しも有効です(^^ゞ
DVなどの反社会性質を持ち出すまでに進行していない限りは、
これ、結構効果があります。
そうそう大事なことがあったわ。
境界性パーソナリテイ障害と言えど、
単体ではなくて、
反抗性がとても強い状態が一緒にあったり、
自己愛過多が非常に強くあったり、
演技性がとても強い場合があったりと、
バリエーションがけっこうあります。
サロンでの統計では、
境界性と強迫性パーソナリテイ傾向のミックスが多かったです。
日本社会風習から、こうなる傾向が高くなるのかなと思いました。
秩序的で完璧主義。
自分ルールがすごく多くて抑圧的なんです。
よいこで社会に適応はしていますが、
実は心に反社会性質を隠し持っていて、
伴侶を含む弱者に自分の力を見せつける場を、
ずっと幼少期から隠し持っている人がいるんです。
憎悪と執着が膨大過ぎて、
一瞬にして暴力的、高圧的に振る舞っていくのね。
一緒に住むようになるまで全く分からなかったらしい。
このタイプ幼少期のころ、
親から厳しい養育を受けています。
一定レベル以上の知性や技能を持っていることも多い。
しかし屈辱的な隷従の苦痛を、
妄想でカバーしていることが多いです。
その想いを持ち続けたまま大人になったときに、
その思いの丈を愛着対象にぶつけてきます。
ヒーローやヒロイン願望が強く、
絶対強者リーダーに憧れていたりもします。
優位性や贔屓や特別扱いや溺愛に憧れてます。
社会性は理知的で秩序的。
規則的を好みます。
独善的な理想を持ち合わせています。
しかし、境界性の問題が残っているので、
無秩序的な状態を余儀なくされたり、
予想外のことが連続で起きると、
脆い自信と自尊心が揺れ動き始め、
境界性パーソナリテイ障害を発症します。
天邪鬼。
へそ曲げ。
斜に構える。
反抗。
誹謗中傷。
差別化。
口達者。
揚げ足取り。
八つ当たり。
出てくる出てくる。
瞬間瞬間に形相が様変わりし、
場当たり的。
これは、人格の統合がなされていないため。
それゆえ、
根本的な解決にどうしても毎度到達しないため、
境界性パーソナリテイ障害を大人になるまで持ち越してます。
愛着対象側は、
色々とやられて呆れてしまうと思います。
それもまた愛情を与えてくれる人かどうかを試すためなんです。
基本的安心感の欠如ゆえに、
心がいつも落ち着かずやりたくなってしまうのです。
使えば使うほど強化されて、
それしか選択肢がなくなり、
脳は自動的に繋げます。
癖づけ = 本人一体化 = 人格
脳に振り回されるようになります。
共振しやすい人はとくに覚えてね。
愛着対象者は、
気持ちを汲むにとどめて共感ね。
相手の思考癖問題は、あくまで相手のモノ。
貴方は代弁者や代理人ではないことを忘れないでください。
これも愛情関係に必要なテクニックです。
関係者は限界設定をし、
時に危険な問題にはハッキリとストップを申し出ましょう。
同調や同意見にしていては、何の解決にもなりません。
お互いに境界線を引く実践を熟して、
親しき中にも礼儀ありを身につける機会にしてください。
でね、
モラハラ亭主やモラハラ男、DV系をやめられないタイプで、
ものすごく厄介なケースに、
境界性と強迫性のドッキングケースが多いんです"(-""-)"
社会性がしっかりあるのにダメンズ。
この面倒なケースをご紹介します。
強迫性があるため、亭主は思い通りのお城でないと落ち着かないの。
神経質で家の中まで、自分流にしたくてたまらない。
持ち物や嗜好品、
家族の振る舞いに至るまで逐一口を挟んでくる。
自分の素晴らしさを誰よりも崇拝して欲しい。
贔屓も、ちやほやも沢山して欲しい。
そうでなければいけないと強迫してくるのね。
ちょっとでもそこからずれると、
女性は多大な損害を受けてました。
神経質な性格は常日頃イライラをつくりやすい。
精確になっていないと気がすまないし、落ち着かない。
強迫性が涙ぐましい努力になって、
その地位や現状を持てたかもしれませんが、
その地位や状態から一歩でもずれるのが恐ろしくて、
管理・監視・支配せずにはいられないようになって、
いつのまにか罪を犯すまでに症状が悪化していました。
ダメンズたちは、自分ルールを守らせることで、
自己顕示欲を満たそうとしていたのね。
女性の顔色をいちいちチェックして、
勝手な先入観を持ちだし、
それを事実だと思い込んで暴力を奮っていました。
義務責任の意味を取り違えている幼さが、
裁判沙汰につながってます。
秩序的な状態に支配しておかないと不安になる脆さ。
優位性を確かめておかないと不満になる幼さ。
陰でこそこそと、誇示を満たすような高圧や暴力をする狡さ。
苛立ちすら受け止められない弱さ。
社会的報酬と評価でなんとかカバーした「かりそめの自立心」は、
協議の場で露見しました。
きっかけと根本原因を取り違えたツケを、
大人になってガッツリ背負う羽目になってます。
この境界性と強迫性パーソナリテイのドッキングケース。
養育環境に共通する因子がありました。
①両親ともに厳格的。
②一人が威圧や厳格的で過干渉、
子どもを蔑すんだり問題児扱いを常時していて、
もう一人がそれをいつも庇い立てする緩すぎの組み合わせ。
どちらも情動のコントロールが、
極端になってしまうのが共通点。
やっぱりそっくりになるんですね。
外から見ると、
社会性があり立派に映るきらいがありますが、
内に入ると、
ナルシスト(自己陶酔型)&マキャベリスト(君主論型)なだけ。
内と外ではまるで違う。
人格とバッチリ行動が合っています。
ご本人だけは「最高の夫&父親」の認識なんですよね。
今日の洞察☆
裁判沙汰になってはじめて、
家系伝播していた問題を家族中で知る。
心育を全く知らない養育は、問題を作る可能性が高い。
昭和時代の置き土産ですわ。
どうかそうなる前に気がついて欲しい。
そう願っています。
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