今日はイメージでやっていきますね~
まず境界性が未解決のままの人の精神構造とは、
お母さんと赤ちゃんが一体化のままとよく似ています。
お母さんの気持ちと、赤ちゃんの気持ちはいつも同一である。
境界線は引かれていません。
ない。
一緒くた。
このカプセル化を別の角度から観てみます。
お母さんは、赤ちゃんの気持ちを汲もうとします(視察開始)
↓
赤ちゃんを凝視します(同一視)
↓
赤ちゃんはきっと○○を訴えているんだわ(同一化)
↓
読みが当たる、赤ちゃんは安らか
↓
また赤ちゃんが泣く(視察開始)
↓
先入観で対応する繰り返しが定着する
境界線はこのときありません。
これを使って、バリエーションを着けていきますね。
≪欲情パターン≫境界性の問題がいつまでも未解決になる養育法
赤ちゃんが泣きます(視察開始)
↓
先入観で対応する
↓
読みが外れる(不快、焦りが起こる)
↓
なぜ親の私(僕)の読みが外れるんだよ(怒りの感情やイラつき)
↓
赤ちゃんに先入観通りになってもらいたい
↓
赤ちゃんに無理強いを迫る
境界線を破壊し同一化をいつも狙います。
≪愛情パターン≫境界性をしっかりと引いて相手の個性を尊重する養育法
赤ちゃんが泣きます(視察開始)
↓
先入観で対応する
↓
読みが外れる(懺悔、冷静)
↓
興味を持つ(再視察)
↓
赤ちゃんの不快の原因を別に発見する(同一視)
↓
赤ちゃんの気持ちを汲んで新しい対応をする(同一化のごとく共感)
↓
都度二人の違いを発見することが面白いと思う(協力体制が出来る)
境界線をきちんと引いて尊重しています。
どうですか?
違いが判ります?
では恋愛関係でのバリエーションを。
例えば、
男性は犬が好き。女性は猫が好き。
≪欲情パターン≫
どっちが正解か悶着。正しさの争いをする。
境界線を破壊し、どちらかの意見に呑みこもうとする。
○○でなければならないと強迫性に至る。
どっちが主導権を握るかで支配主従関係になる。
≪愛情パターン≫
お互いに小動物を大切にする人なんだね。
どちらもいいよね。
・小動物の世話を焼くのが好きな所が共通(同一視)。
・小動物を二人とも好きでそこに喜びの感情がある(同一のごとく共感)
・意見の違いはあるけど、それは個性だから良し(見守りと支え合い)
境界線を引きつつも、
互いの意見を尊重し、共通点をみつけだします。
ひとつ上の大きな枠組みで捉えて包み込めます。
陰陽の勾玉の円がわかりやすい象徴画ね。
どうですか?
過干渉で独占して甘えようとしている≪欲情パターン≫が、
いかに姑息・腹黒さ・自己中か、
掴めると思いますよ~
育児であろうが、
恋愛だろうが、
境界線をなぎ倒して同一化しようとするのって、
ただの陣取り合戦なんです"(-""-)"
愛情関係を知っている人にとっては、
これはものすごく不愉快なんですのよ。
しかも≪欲情パターン≫を、
事もあろうか≪究極の特別な愛情関係≫と、
命名してお披露目されても迷惑なだけです。
大人ならこのふたつの差は、
キチンと理解しておいた方が役に立ちますわよ(*^^)v
ぶっちゃけトーク。
晩婚化が進む時代。
中年期以降の恋愛は、
この差で大きく人生が別れます。
そりゃそうですよ。
年齢がたとえ近くても、
人生のフィールドが違っているモノ同士が、
出会う確率が高くなりますからね。
思春期に反抗をしてきて、
とっくに精神年齢も大人になっている人と、
中年期以降で、
やっと大人の反抗期をしている人とが出会ってみたら、
その行動は前者にとっては、
とっくの昔の過去のことをもう一度やる羽目になってます。
どうしたって釣り合いません。
どうぞ肝に銘じておいてくださいまし。
恋愛の場において、
世話を焼き合うことで満足するカップルと、
二人がともに成長し、高め合うことを目的にするカップルがあるってことですね。
中身が微妙に違うのがわかってくれると嬉しいです。
どちらを選ぶかは自分次第です。
ただ違いがあるってことを知っておくことは、
選択の誤りを犯さずに済むだろうと思います。
残りの人生をどう生きるのか!?
不釣り合いなら別れる。
それは致し方ないことだとも思います。
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