境界性パーソナリテイ障害の人にとって、
親の存在は大きなカギを握っています。
彼らが過敏反応する原因に、
親の姿が誇大化し過ぎて、
いつもそれに屈している感覚を強く残しています。
同一を強く望まれたことによる心の痛手ですよね。
その印象は脅威なはずなんです。
小さな子どもにとっては、
体格的にも親の存在はとてつもなく大きな存在に映っています。
そのしこりが他者と向き合っているとき、
どうしても発動してしまうのだろうと思うのです。
脳内では扁桃体が過剰に働き、
小さなズレに対して攻撃されていると思い込んで、
ビクビクしたり、一気に不機嫌で処理したがるのだろうと思います。
即自動的。
その姿を目にした交流相手は、
なんで!?そんなにひどいことした!?何が気に障ったの!?と、
疑問符を頭に浮かべるのです。
そしてその疑問符の表情を、
境界性の問題を持っている側は、
『ほら、やっぱり嫌いなんでしょッ』と取るのよね"(-""-)"
これでばっちり溝が広がるの。
基本的安心感の欠如と、
先入観の癖によって、
確信を得たと思い込んでしまう。
①うつポジション
こっちが優勢になると何も言わず無念になって、
退陣を考えます。
これで人間関係がThe Endになるのよね。
②妄想分裂ポジション
こっちが優勢になると攻撃的、高圧的な振る舞いになって、
これで人間関係がThe Endになるのよね。
対応の仕方も極端な二極化でいつも終わってます。
脳って怖い。
他には思いつかないと返答があることもしばしばです、、、
目の前のきっかけより、
根深く残っている根本原因(畏怖の投影)を分けていけるようになると、
境界性パーソナリテイ障害の問題は、
ハンドリングしやすくなりますよ。
抑うつポジションにより、
自分の心の中に思いも意見も残してしまう無念は、
自覚している以上にストレスになってます。
健康だった体でさえ、
自己免疫力の低下と長期ストレスで病気をつくります。
本当の守り方(時に正しい戦い方)を、
学んだほうがよいと思っています。
今日の洞察☆
・畏怖しない(親と一緒くたにしない)
・相手に期待しない(察してもらおうとしない)
・同一化を求めない(情動・認知に置いて違って当たり前)
・先入観をやめる(貴方の世界観の中でしか通用しません)
不安が出てきても(これいつものことだから)、
リカバリー能力を発動して繋げてみましょう(^^♪
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