2018年9月8日土曜日

第一関門は推測と先入観を捨てること


子どもの頃から、

親の顔色を視てきた人は、

「きっと○○して欲しいんだろうなぁ」と、

察する力を必要としてきただろうと思います。


そして、

それが当たったときは、

とても嬉しかっただろうと思います。


怪訝そうな親の表情がふわんと明るくなって、

貴方の気持ちも明るくなっただろうと思うのです。


これが同一化と共感の証。

けして同一化がすべて悪いわけではないんです。

ただ使い方次第では、

他人を巻き込んでしまうってことに着目して読んでってください。


愛する人や大切な人や必要な人。

その方と同一のような感覚で、

共に感じている経験は、

利己的な自己満足を越えて、

人を幸せにします。


ただし、、、、

同一のようなと、同一は違うのね。

それから、

共感と、同感は違うのね。

ここがポイント。


同一のような&共感 = 境界線がある

同一&同感 = 境界線はない

後者が境界性パーソナリテイ障害の根底にあるモノの見方です。


相手の気持ちを慮るのは悪いことではありませんが、

自分の気持ちと同様だと先入観で決めつけることは、

問題です。


甘え損ねのメカニズムでお話をしましたけれど、

自分の先読み通りの結果を、

相手に応えてもらえないと不機嫌になるのは、

相手と自分を同一や同感でなければならないと、

もともと強く考えているからです。


これは境界線が引けていないからなのね。

違う行動をすると、

いちいち厳格・冷酷を持ち出し処罰をする。

相手の人権を無視して、過剰な領域を確保しようとする。

同一&同感が正解と思っているから、

こんな行為が出来るんです。

歪んだ認知。

ここが根本原因なのよ。


相手の考えを尊重すること。

これは、

相手の意見は自分とはまったく別物で、

それが当たり前だと思うことと、言い換えられます。

違って当たり前。

境界性パーソナリテイ障害になってしまう人は、

これに慣れる必要があります(*^^)v


今日の洞察☆

根本原因に目を向けましょう!

臆測しない。

推測しない。

先入観で見ない。

同一&同感を求めない。

意見は違って当たり前。

目の前のその人は、

親とは違います。

目を覚ましてごっちゃにしないでね~

自ら舵を切り直しましょう。

心のハンドルしっかり握ってくだされ。






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