優秀アイデンティティーの陰に隠れていた境界性パーソナリテイ障害に至る心。
それはとても繊細で赤子のようなこころです。
(同一化を自然と求めて彷徨ってますのでね)
そのこころは過敏です。
五感がなかなか落ち着かない。
それでなんだか敵意が増えていく。
それが嫌だから強迫的に守りたくて、
気がついたら激しく抵抗し激しく怒ってしまっている。
そんなところがあります。
そんな心の仕組みを一旦持ってしまった以上、
気をつけなければいけないことをお伝えします。
過敏反応する五感は、
どこまでも、どこに行っても、ずっと四六時中ついてきます。
(命と心と体はワンセットだものね)
ご本人は持ってしまっている以上逃れられません。
自分が生きている限り、
その心を使わざるを得ません。
ただし「心は可塑性」なので、
調教すれば何とかなるもんだと知って欲しいのね。
調教に疲れ切ってやってしまう選択が転嫁です。
人のせいにしているときだけは、
過敏反応する五感から、
ちょっとだけ解かれているような気持ちになります。
でもやってしまったあと、
義務責任が上手に果たせなかったから、
しばらくすると、、、、
「あれほど分析してやったのに。なんでできない」
「なんでやっちゃったんだ。。。。」と、
寂しさと絶望感が襲ってきます。
境界性の仕組みを理解したら、
リカバリー能力を持って丸っと包み込み、
自分で自分を諭し続けるのね。
一度や二度ではなくて、ぶっちゃけ生涯ですッ☆
寛容性と柔軟性をさらに作ってグレードアップしましょう。
これで強迫的にならないようにするんですよ。
心理・精神に及ぶものたちは、
完治ではなくて寛解です。
寛解。
ね、字が物語っているでしょ(*^^)v
これでいいんです♡
で、援助していく側(愛着対象者)の人向けにブログをつくってみました。
援助する側は、「割れものに障るような感じ」とよく表現します。
ただサポートする側が疲れてしまっては本末転倒。
サポートする側も息抜きは必要です。
おさらいしておきましょう(*^^)v
境界性パーソナリテイ障害の発症中に出会ってしまった人は、
ちょっと注意事項があります。
まず相手は過敏反応をしてしまう五感を持っているために、
物事の解釈に大きなずれを持ってます。
解釈の度合いは大きく異なります。
人への接し方、
人への介入は、
他者との境界線が引かれていないため、
過少か過剰領域になる傾向があります。
おそらく出会った人は、
最初は「遠慮しすぎ」な部分を見つけていたと思います。
そのうち慣れてくると途端に「大げさ」「図々しさ」となって、
隙あらばなだれ込んできます。
それはダムや防波堤の決壊に似ています。
彼らの要望のストライクゾーンに合わせようとすると、
援助する側は多大は疲労を伴います。
ポイントは、
針の穴に糸を通すような感じの対応になってはいけないんです。
彼らの遠慮がなくなったとき、
愛情飢餓を解消するための振り回しの時期に入ってます。
愛着対象に限って、
無茶な要望や天邪鬼、暴言や反抗を繰り返して振り回し、
試しに入っていきます。
「私(僕)とどっちが大事?」のお試し時期です。
援助者はストライクゾーンに入り込んではいけないのです。
彼らの試しの行為をしっかり見極めてください。
しっかり冷静に見ましょう。
(顔は笑っててもいいですよ)
度を越えたものに対してストップをしないといけないのね。
(相手の幼児退行を増長させない協力ね)
また試しの時期の暴言・暴力・高圧的態度には、
すでに精神構造の後退が進んでいる場合があります。
個人でサポートする範疇を越えているモノね。
リストカットや自殺のほのめかしによる拘束。
反社会性質や性的サディスティックに対する免疫力を図って、
利用する場合があります。
過去に何度も同じ繰り返しをしていると、
上手く見逃されていた場合があります。
この場合はパートナーはさらに第三者の援助を必要とし、
チームで援助をしていくことをおススメします。
医師、入院治療、カウンセリング、自助活動グループワークなどを介し、
ひとり抱え込まないようにしましょう。
境界性パーソナリテイ障害の場合は、
繰り返し行為によって、
すでに家族から見放されている場合もあります。
孤立無援をほのめかす場合も多いです。
カミングアウトされた際に、情のあつい人ほどつき合ってしまう事実。
尽くし屋の共依存症傾向や、
リーダータイプや生真面目さんは要注意です。
彼らの更生に一役買って出ようと、
一生懸命にやたらと頑張ってしまうのですね。
理解もせずに関わるものだから、
彼らの感情の渦にのみ込まれて共振し、
長期に渡ってすったもんだを繰り返して共倒れをするのね。
彼らと接する際に一番必要なのは、
境界線を引くことが最も大事なことです。
親しき中にも礼儀あり(^^ゞ
歪んだ認知→境界線をなぎ倒した同一化を愛情だと思い込んでいる
ご本人がこれに気づけるかどうかがポイント。
どんなに認知の歪みを説明しても、
それを自分のモノとして活かすか殺すかは、
境界性パーソナリテイ障害を発症している人ご本人の役目。
他者が何を言ってもご本人の決定に関わっていることを、
サポート側は忘れてはいけないのです。
ご本人がどこまでも同一化を愛情だと思いたいなら、
そのまま行かせるしかない。
サポート側は、
ひとりアツく躍起になったり、
サポート側のペースに持っていこうとしないこと。
本人が自ら変わりたいと思うようになるのを待つしかない。
また一時的な改善を過剰に喜ばないこと。
境界性の改善は、うなぎのぼりの一直線ってことはまずないわ。
あると思った人は、
幼児性万能感・快楽原則をベースに構成している可能性大。
その後の失速も頭のかたすみに必ず入れといてください。
ご本人の過負荷にならないようにゆっくり進むこと。
期待はしない。
大きなふり幅の波型が、
緩やかな波型になるように、
長い年月をかけてご本人が調整できるようにするのが目的です。
くれぐれも援助する側は、
一定のスタンスで気長に向き合うことなんですね。
健全で肯定的な親心によって見守られる「育て直しのプロセス」なんですから。
これをどうか忘れないでくださいまし(*^^)v
『ひとりごとシリーズ』
人は人を介して、人に戻れるもの
いい言葉だなぁと出会ったとき思いました。(個人的)
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