2018年11月27日火曜日

成長すると加担が増えてやめたくなる


昨日の試し行為といい、

すこしずつ訓練が進んでくると、

境界性パーソナリティ傾向の特徴で、

どうしても母胎回帰への習性が懐かしくて出てきます。

物心ついたころから使っている基本的不信感の影響で、

どうしても被害者立場で物事を構成していくために、

他に責任をみる思考癖があるのだろうと思います。

内省してみてなんかわからなくなったら、

このポイントだけを押さえて構成し直したらいいのかもしれませんね!(^^)!



正直に言って、

自分で主体性を持って人生を生きていこうとなると、

今までよりも「自分でやること」が多くなりますよね。


例えば経済力の獲得。

扶養されている状態に留まって、

いつまでも親のお金を当てにするわけにはいきませんと思いつつ、

そのままの状態であるとします。


自分が元気になって自立していこうとすれば、

実際に就活や人間関係に立ち向かっていかなければならなくなります。


今までのような状態が続行できなくなります。

母子癒着や不安定や依存状態が長ければ長いほど、

母胎回帰への名残を惜しんで愛情希求が強くなるんですね。


その不安に沢山の理由付けをご本人が行います。

言い訳探しです。

・根拠のない自己否定

・罪悪感

・失態への不安

・ゼロ百思考

・理想化とこき下ろし

・周囲への問題すり替え

などなど上記のようなネガティブな思考が現れて、

わざわざ「失速」をつくっていきます


大人になんかなりたくないもん。

そんな不適応なパターンが現れてきます。


被害者立場で物事を構成しやすいために、

擁護や庇護の立場であろうとする案を優先的に、

自然と想起しやすいのですね(自動思考)。


ここで大事なことは、

言い訳を紐解いてあげることです。

『推測と事実が区別されていないのではないか』

『原因と結果がすり替わっていないか』

『変化を避けるための解釈に、沢山の理由をつくってはいないか』

ひとつひとつ謎を解いては、取り組み続けることです。


ご自身で自分のぐずりを厳しく叱らない。

不快感を超越して、

「こころの罠」に陥らないようにすることですね(^^ゞ

ご本人のリカバリー力にかかっています。




愛着対象者さんは、

相手の可能性を信じることです。

相手の良い所を見つけて心の罠に陥らないように協力してください。

小さな進展を見つけては褒めてあげてください。


実際に魅力が沢山あります。

一生懸命に気持ちを奮って現実と立ち向かってますよ。

けれど、

ご本人はそのことよりも、出来ないことに目が行ってしまってます。

不完全性にとても強い嘆きを持っていますから。

だから語り合い、話し合うことを重ねながら、

落ち込む時のパターンや周期を見つけてあげてください。

出来事を記録しておくこともおススメします。

自覚されると乗り越えやすくなります。


これはサロンでも行っているテクニックです。

何がきっかけだったのか、

本当の原因や動機はどれだったのか掴めてきます。

それをお互いに共有し、

休養したり、気分転換したり、

軌道修正しながらちょっとずつトライして耐性をつくります。

是非やってみてください(*'ω'*)












湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki
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