人の価値観から作られる理想の形や、
成績の基準は、
あくまでも流動的で、
かつ偏狭的で、
個人的なものですよ。
100人居たら、
100通りあります。
妙な理想への拘りで人生が生きづらくなっていたら、
身も蓋もないとことだと思います。
このことをサロンでは以下のような例えにして使います。
洋服を買いに行って、
ハンガーにずらっと並んだお洋服を見て、
「私(僕)は、赤が一番素敵だ」と思って手にしたら、
A子は「同じデザインでも、私はこっちが一番いいな」と、青を選んでた。
赤が一番なのか、それとも青か。
もっと視野を広げたら、
B子はもっとラブリーがいいと言うし、
C子はもっと○○・・・・・、
D子はもっと△△・・・・・がいいと言う。
完璧はどれ!?と、
混乱や喧嘩が始まったり、
不愉快な論議になったら不毛でしょ。
理想や完璧主義なんて、
しょせん独りよがりな世界です(ナルシズム)。
強迫性があると、
どうしてもその目標を達成しなければならないと思っていきます。
『○○がいいはず』
↓
『○○でなければいけない』
↓
『それ以外はダメ』
↓
『やり遂げなければ絶対に気がすまない』
成績優秀、
エリート、
デキル人、
完全無欠に執着をしていきます。
考えれば考えるほどに、
自動思考が強まる仕組みです。
前頭前野と眼窩皮質のタッグが過剰に働いて、
目の奥がずきずきし始める。
これは考えすぎのお知らせです。
これが出たら軌道修正してください。
そのうちに何をしていてもそのことが頭にあって、
不安定になっていきます。
強迫観念と強迫行動がワンセットで強迫性障害に至ります。
プライドを手放せずに袋小路に陥る前に、
完璧主義を捨て等身大を知る。
「それではいけないッ」といつものが出てきても、
「あっ、また出てきたんか~」ぐらいの柔らかさで受け流し、
別の何かに意識を向けて薄れさせる時間を作りましょう。
間違っても、
全く出ないようにしようッ!などとは血気盛んに思わないことです。
今日の洞察☆
癖を捨てて、
身軽や気軽になっていくこと。
偏狭な完璧主義にとらわれず、
境界性パーソナリテイの問題も同時に解いていきましょう。
湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki
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