2018年11月30日金曜日

きっかけと原因をしっかり見分ける力を持つ



問題解決に乗り出した場合、

物事の「きっかけ」になった出来事と、

その向こう側にあった「根本原因」をわけて見つけることが、

とても重要になってきます。


境界性パーソナリティ傾向を解決するために取り組むと、

境界性が残っている人に限って、

きっかけに過ぎない問題と、

本当の問題とを取り違えやすいんです。


別離で例えてみますね。

こんなひどい仕打ちをされました。。。。と、

被害念慮でスタートします。


すると出てくる出てくる。

別離に至ってしまった特徴的問題行動の数々。

関心を寄せて貰いたい急接近行動やら、

試し行為やら、激情やら、

責任転嫁やら、、、、、、

それを繰り返していたらどうしたって、

相手ももう無理だ・・・・・に至って、

別離を選択したであろうと予測はつきます。


しかし境界性の問題がある人に限って、

どうしてそんな仕打ちをされなければならなかったんだの一点張りになりやすいのね。

被害者立場から構成して「普通は○○しますよね」(←同一化)

「あっちが○○したから、こっちは△△しただけなのに」(←主体の反転)

毎度こんな感じになりやすいのです。


これは、

①自我の崩壊を回避したい

②ナルシズムの崩壊を回避したい

③自分は間違ってなんていない

自我防衛機制の現われなんです。


人と一緒に居たら絶えず問題なんて起きるもんですが、

本心ではそう思えないのが境界性。

とても近視眼的なのね。

プツプツと物事を切っちゃって、

どこが問題の発端なんだかわからなくなっている特徴があります。


きっかけの問題に囚われずに、

もっと根底の問題に目が行くように、

熟考の姿勢を持つ必要があります。


周囲の聞き手側は、それを促すようにしてください。


そうすることで、

毎日の小さな他者とのズレに過敏に反応することなく、

違いが起きても当たり前の耐性が生まれます。

人間関係ですぐさま相手を批判することもなく、

また不完全な自分に過度に自己卑下することもなく、

ネガティブ思考に囚われた反応をしなくなっていきます。

根気強く取り組んで、

基本的不信感が基本的信頼感へと上書きされるとイイですね(*^^)v

ふぁいと~











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