2019年11月17日日曜日

勤勉性が乏しいと終わりを求めて悲観しやすい




「メンドクサイからすぐ出来てるようになってたい」

「早く楽になりたい」

この精神構造。

勤勉性をつくって来なかったために起こります。



この「早く」が曲者です。

これは万能感からだけではありません。


幼少期にご本人の知的欲求よりも、

外部の要求が多大だったため、

そのプレッシャーから逃れたいために覚えたものが関わってます。


周りから早く結果を出すように求められてませんでしたか!?

これがあったら観想してご自身をたっぷり許してください。


しつけというのはとても恐ろしいものでもありまして、、、

その人本来の真の感覚を打ち消すだけの力があります。


小さな年齢では「不快」がどこから起こっているのか、

実はよくわかっていません。

なんだか何かがイヤ。不愉快な感覚が体の中を駆け巡っている。

そのため不快を訴える子どもに対して、

親が都度意味づけをしてあげますが、

その意味付けが的外れであることが多いのです。


親が心配性などの情緒発達に問題をもっていたり、

罪悪感から命令・監視型になっていれば、

物事を必然的に強迫する精神構造を持ってます。

それで育児に携わっているわけです。


何事もあるべきところに治めておかねば安心できないため、

子どもの気持ちを汲むのをつい脇に置き、

訴えに決めつけが多くなり、

追い立てる状況に至ります。


こうした状況下に長期に浸っていると、

不快感覚+心配+強迫観念+優劣意識が念頭に置かれ、

苦痛の終わりを求めて、

人生の完成形を早く手に入れなければ安泰はないと、

自他に迫るようになっていきます。


なんだか常に急かされている感覚が着いて苦しいんですね(>_<)


こうした精神構造は多大に子どもの持って生まれた感覚を奪っています。

感覚を発揮することが許されない行き場を失った子どもの悲痛は、

上手く発散されないと人生そのものを悲観します。


大人になるにつれ生きるためにややこしい思考癖が現れ、

自己愛性パーソナリテイ傾向、

回避性パーソナリテイ傾向、

妄想性パーソナリテイ傾向を主に作り出しているように思います。


幼少期に身に着けた優劣感覚は人生をいつしか、

学歴、職歴、経済力、結婚、子ども、家族、家、車、・・・・・と、

持てば完成で終わると勘違いするに至ります。


持てなければ負け組。

持てれば勝ち組。

ご自身がどっちのクラスになるのかがいつも気になって、

情緒不安定から突っ走り続けます。


また望むものを手にしてはいるものの、

愛情そのものがよくわからずに、

家族関係は命令・監視型による強制収容所となっていて、

実質上は破たんしている事情をよく目にします。

持ったものたちは自分を上手く満たしてくれるどころか、

心を乱すものだと意味づけ現実を歪ませてます。


こうした問題の多くは、

人格育成を通して本来身につけるはずの「愛情」と、

情緒安定が見当たらなかったことです。


未完成な人間を長期に渡り、

温かく見守りながら援助できるのは、

愛情があるがゆえ。


人生気づいたところで勘違いを制し、

愛情を身につけ直せるのも、

また人間性の素晴らしいところです。


これからは勤勉性だけでなく愛情と楽観も身につけて、

温かい日常を過ごせたらいいですね。










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