2019年11月25日月曜日

優劣意識の理解は反抗期の学び



優っていると思ええるときは嬉しい経験です。

劣っていると思えるときは悔しい経験です。


自己肥大と自己卑下の経験。

どちらの経験も人を成長させていくために、

必要な経験としてあるだけなのです。


人が人として成長する際には、

一度は誰かの学びに従うことを学んで内在化をします。

この時は境界線を解いて相手を招き入れてます。

自己を一度委縮させているとも言います。


そしてその内在化した学びが、

果たして真に自分のモノとして良いものかと、

学び直す時期が来ます。

この時は境界線を押し返して一度外に放り出そうとしてますので、

自己は一度肥大化させています。


この仕組みは反抗期に良く視られる心理構造です。


最後には肥大化した自己をも調整して、

一番自分に相応しい考えを持っていきます。

反抗期の終息と等身大の自己確立です。


優劣意識のままで大人になっていくのは、

反抗期がまだ終わっていないのと実は変わりません。


感情に物を言わせていくことが多く、

時に自己愛性が過剰に至った人格になっていきます。


自己愛性の強い人からは愛はもらえない。

この後の「親密性/共依存性・依存性」のところでやりますね。




自己陶酔が全くいけないかというとそうではありません。

人は目標物になりきることで気分を上げて、

エネルギーチャージをすることもできます。

要は使い方です。


若さの特権は、

妙なバランスの悪さではないでしょうか。

人が大人になるのは決して平たんではなく、

自己表現一つにしても出過ぎや出なさすぎを学んで、

そして最後にらしさに至るものだと思います。


大人になっても感情に物を言わせてしまうのも、

子どもの頃に凍結させた心が、

何かの拍子にはじけ飛ぶようなことになっているように思います。

そう思ってしまうのは私だけかもしれませんが。

幾つになっても育成の楽しみを盛り込んで、

アイデンティティー再体制化に挑んでいただけたらと思っている次第です。


ちょっとの創意工夫で動力を持てるのが人間です。

つまるところ片手間の考えによるものではなく、

良く掘り下げて臨機応変に使い分けを学び、

よりご自身に相応しい心理的・精神的・知的向上がなされれば、

良いのではないでしょうか。






ひとりごとシリーズ。

最近、、、、昭和の古い価値観を持ってこの時代を生きることは、

生きづらいことなのではないかと思うことしばしばです。

働き方改革も加速してますしね。

天のお知らせが地上でシンクロしているかの如く、

12月3日から2020年に向けて、

本格的な再建に向かっていく今、

すでにあちらこちらで序破急を見かけます。

是非落ち着いてここは過ごしていくことをおすすめします(^^ゞ

コツコツ積み上げていけば怖いものは無いさ!


そろそろ寒さも増しています。

どうぞ年末に向けて一年のデトックスを心がけてください。

厄除けなら大祓がいいですよ(わたしもうやってきた)。

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