以前、研修でスリランカに訪れたとき、
こちらで施術していたクライアントさんの症状を写真に収め、
(ご本人の了承を得てます)
現地の先生にお聞きしたことがあります。
すると、
思いがけないことに、
西洋医学では病名がないけど、
アーユルヴェーダではあるよと、
アッサリ応えられたのを覚えています。
その説明が心身症の類と同じ解釈だったのです。
昔は、こうやって人々に教え説いていたんだなと、
とても感心しました。
アーユルヴェーダのドクターたちは、
症状を見るより、まず人を観るという視点を持ってます。
人格、性格をみてるってわけ。
そもそもアーユルヴェーダの文献『チャラカサンヒター』や、
『スシュルタサンヒター』として伝記されるまえに、
インド全土では、
信仰主義よりも、
行為主義の原始仏教やジャイナ教も隆起している経緯があるので、
人の行為そのものの分析術が非常に発達しています。
そうした背景を含めて、
アーユルヴェーダにも、
生活=暮らし方=人格育成=生き方という仕組みが入り込んでいるんですね。
それらの内容も科学が進み信ぴょう性が高まりました。
アーユルヴェーダでは、
健康の条件というのがありまして、
そこから離れていくと不活性がおこり、
ついには病気が顕現すると考えます。
健康の発端になっているのが、
5つの知覚器官、5つの運動器官、精神機能、思考機能、そして魂というもの。
魂を除いては、
科学的見解でみてもイコールです。
身体構成要素が正常に生成・機能し、
消化酵素(代謝機能)が各部位で良く働き、
ドーシャバランスがとれていることを目指します。
ドーシャとは簡単にいうと、
体内(空間)で働く神経系、
消化解毒排泄を担う酵素系、
そして身体(血肉、体液、脂肪、筋骨格)の三つが、
バランスよく働いているということです。
平たくいうと代謝機能が良好に働いているというわけです。
また、
肉体を牛耳っているのは精神機能です。
思考が激性に偏っても、
惰性に偏っても問題で、
純性を意識して育て、
自分自身のちからで調和を図っていけるような暮らし方を実践します。
これが家庭の姿です。
つまり、
暮らしのなかの心の在り方が行動を選択させ、
身体機能を先導していると考えているわけです。
ある意味、
他に責任をみないのですね。
あくまで自分が何を選択し実行に移したかという視点です。
身体機能 = 解剖生理学分野
精神機能 = 脳科学分野
これも医学的見解とイコールです。
実際、脳死の場合は動けませんね。
自力で行為に及ぶことができません。
話を戻して、
精神機能に揺さぶりをかけるのが『心』の存在。
積極的になるのか、
それとも消極的になるのかで、
健康状態は変わってしまうと考えています。
東洋思想では『心』が中心的に取り上げられていくのも特徴。
病気になっている人も、
なりそうな人も、
健康な人も、
『心』を整えて、
精力を増進する暮らしをしてナンボと考えます。
身体症状が現れたら、
治そう治そうと囚われてしまうより、
動機を、
明るく楽しく健やかな生活を目指し直して、
日々の暮らしをクリエイトしてみよう!にしてみることです。
これも立派なトレーニング♬
暮らしのクリエイターを実行していたら、
小さな工夫を重ねているうちに、
なんだかそれによってエネルギーが上がってきて、
いつのまにか病気や不調が消えていたという計画です。
わたしもやってきました。
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