今日から9月です。
では、次行きます。
身体症状についてです。
心の声を聞いてますか?
行き場をなくした心の声が、
体を通して見つけてもらおうとするという現象です。
一昔の社会では、
これはありえないと考えるひとのほうが多かったのですね。
心の問題とからだの問題を、
完全に切り離して考えるほうが当たり前でした。
心療内科が発足されてまだ年月が浅い日本。
それでも改革されて良かったことだと思います。
例えば腰痛でご説明しますね。
腰が痛くなったら、
何か重いものを持ったとか、
姿勢が悪かったからとか、
腎臓や肝臓の問題から起こる内臓痛だとかが、
真っ先に疑われるだろうと思います。
検査をしても結果は問題なし。
でも事実は痛い。
困ったな・・・という感じ。
ところが、
それが心理作用から生まれたものだったりするのですね。
ではここで、こんな言葉を聞いたことがないでしょうか?
『人生の重みに耐えかねる』って言葉。
これは、
腰の痛みは、人生の重みに耐えかねるという意味なんです。。
わたしたちの知らないもっともっと古い歴史のなかでは、
人生の深みから生まれた語り言葉がたくさんあるんですね。
まるで嘘のようなホントの話。
そんな内容を含んでいるのが身体症状です。
こころに『強迫症状』を持っていて、
いつも忙しく動いて休養もとらないで生活を続けていたから、
体がいつしか悲鳴をあげた。
それで腰痛が起こっている。
可能性は十分ありますよね。
また、
肩こりや首こりも、
パソコンに向き合ってばかりいたからだと理由付けすることができますが、
やるべきことがたくさんあって、
いつも切迫していて、
緊張感が外せない生活になってたり、
さらに、
それをやっていないと、
後で大変なことになるから怖いという心理作用まであって、
肩をすくめながら行動してたら・・・・。
体は正直です。
(忙しくて)首が回らない・・・とか、
肩の荷を下ろすという言葉のほんとうの意味は、
姿勢だけじゃなく、
やることの数の多さに、
押しつぶされそうになってる『心』の状態を含めて語られているのですね。
むかしのひとは、
現象を生んでいる心象のほうを、
先に片づけなさいという意味で使っています。
人間は、想うほど頑張れないイキモノです。
限界があります。
身体症状の多くは行き過ぎによるもの。
病気になることは恥ずかしいことではありません。
私自身アーユルヴェーダとヨガのある暮らしを実践していますが、
それは、
体の痛みを見逃さず、
心に寄り沿ってあげる時間をたくさん持って、
自分に沿った生き方を選び続けるという暮らし方なんですね。
第二の人生があるのは素晴らしいことだと思っています。
病気になった人は、
今度こそとことんシンプルを目指すといいですよ。
痛みが取れていくヒット感は、
ホントに楽しいです。
もう少し身体症状について続けていきますね。
続きは明日。
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