2017年1月17日火曜日

偽りの自分がつくられる時期とは



怒るようなことには、理由がある場合と、無い場合があります。

(問題)エッ・・・・無い場合とは。

条件反射です。(やっかいです)

これをずっと大人になるまで引きずっている人が、

生きづらさをお持ちの人の中に、かなりの割合でいらっしゃいます。

では、なぜそのような状態(しこり)を持っているのかをお話しします。



学童期前の年齢の怒りには、わけもわからずが含まれます。

だから、怒り出した背景に目を向ける必要がすごーーーーくあるのです。

①乳幼児期に愛着形成が不十分だった場合、情緒不安定が発症してます。

②親が情緒不安定な場合、その感情に同調しています。

この二つは、親の責任です。すり替えはご法度です。

寄り添いや抱擁で、愛着形成を継続していく必要があります。




次にあげるのは、もっと子どもの心に問題をつくるケースです。

(問題)親の問題を子どもにすり替え、責任転嫁したあげく、

子どもに怒りの抑圧を強制した場合は、どうなるでしょうか。


①親の顔色を見て、自分の感情をコントロールしようとする。

②妄想や分裂をおこし、誇大化した自己で、攻撃・反抗・衝動性を発症する。

③感情そのものを表に出さないようにしていく。


こんな小さな年齢の時期に、「偽りの自分」が形成され始めるのです。

ひょっとして、貴方の人生の最初期に、こんな背景はありませんでしたか?



健全なパーソナリテイを育成し、「本当の自分」で人生を生きている人たちは、

人生の最初期に、

感情をくみ上げ、一緒に処理をし、自分を大切にすることを、

親から教えてもらった人たちなのです。

養育者が愛情で怒りの感情を包みこみ、静まるころ合いを見計らって、

なぜ怒り出したのか、

また怒りとは別の表現で、周りに理解を求めることはできることを、

ホローしてもらっているのです。

さらに、そこから、

自分の怒りの表現への未熟さを認め赦し反省し、

同時に人からも赦し認められる喜びと、感謝の営みを学んでいるのです。

その後年月をかけて、自己愛を形成し、自分の感情を拒否することなく、

人と人との繋がりの中でより自分らしさを洗練させていきます。


(問題)きちんと、怒りと赦しと感謝の学習をしてきましたか。

とりあえず誤る。人のせいにして逃げる。形だけ。etc。。。。。

これらは、スミマセンが未学習と変わりありません!




今日は、自己チェックしてください!

パーソナリテイの問題に向き合うことは、過去との和解です。

ひとつひとつ紐解くように、しこりを取り除き、

行き過ぎた思考と偏った行動を、根っこの部分から修正すれば、

とても個性的な魅力ある人に変わっていけます。








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