怒るようなことには、理由がある場合と、無い場合があります。
(問題)エッ・・・・無い場合とは。
条件反射です。(やっかいです)
これをずっと大人になるまで引きずっている人が、
生きづらさをお持ちの人の中に、かなりの割合でいらっしゃいます。
では、なぜそのような状態(しこり)を持っているのかをお話しします。
学童期前の年齢の怒りには、わけもわからずが含まれます。
だから、怒り出した背景に目を向ける必要がすごーーーーくあるのです。
①乳幼児期に愛着形成が不十分だった場合、情緒不安定が発症してます。
②親が情緒不安定な場合、その感情に同調しています。
この二つは、親の責任です。すり替えはご法度です。
寄り添いや抱擁で、愛着形成を継続していく必要があります。
次にあげるのは、もっと子どもの心に問題をつくるケースです。
(問題)親の問題を子どもにすり替え、責任転嫁したあげく、
子どもに怒りの抑圧を強制した場合は、どうなるでしょうか。
①親の顔色を見て、自分の感情をコントロールしようとする。
②妄想や分裂をおこし、誇大化した自己で、攻撃・反抗・衝動性を発症する。
③感情そのものを表に出さないようにしていく。
こんな小さな年齢の時期に、「偽りの自分」が形成され始めるのです。
ひょっとして、貴方の人生の最初期に、こんな背景はありませんでしたか?
健全なパーソナリテイを育成し、「本当の自分」で人生を生きている人たちは、
人生の最初期に、
感情をくみ上げ、一緒に処理をし、自分を大切にすることを、
親から教えてもらった人たちなのです。
養育者が愛情で怒りの感情を包みこみ、静まるころ合いを見計らって、
なぜ怒り出したのか、
また怒りとは別の表現で、周りに理解を求めることはできることを、
ホローしてもらっているのです。
さらに、そこから、
自分の怒りの表現への未熟さを認め赦し反省し、
同時に人からも赦し認められる喜びと、感謝の営みを学んでいるのです。
その後年月をかけて、自己愛を形成し、自分の感情を拒否することなく、
人と人との繋がりの中でより自分らしさを洗練させていきます。
(問題)きちんと、怒りと赦しと感謝の学習をしてきましたか。
とりあえず誤る。人のせいにして逃げる。形だけ。etc。。。。。
これらは、スミマセンが未学習と変わりありません!
今日は、自己チェックしてください!
パーソナリテイの問題に向き合うことは、過去との和解です。
ひとつひとつ紐解くように、しこりを取り除き、
行き過ぎた思考と偏った行動を、根っこの部分から修正すれば、
とても個性的な魅力ある人に変わっていけます。
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