2017年1月26日木曜日

DV、モラハラに最もなりやすい誇大化自己



誇大化した自己は、

もともと幼少期からの怒りの未学習から始まり、

自分を外部から守るための人格として備えたようなものです。

歪んだ自己愛が、過度な理想化を繰り返し、

誇大化した成功や、特権意識を定着化させたものです。


養育者や近親者に、愛情飢餓にさらされ、

屈辱的な体験を誇大化することでプライドを守ってきた証。

この強さが、傲慢、妥協を許さない心となり、

ナルシストへと人を変貌させてしまうのです。

ですが哀しいことに、傲慢な態度とは裏腹に、

心には「孤独」をいつも抱えて、

賞賛を貪る傷つきやすい心が同座しています。


自己愛性パーソナリテイ傾向では、

自分の都合が何よりも優先されて当然と思っています。

自分の気持ちと都合だけが大事なのです。

これは、愛情飢餓体験の反動です。


また、二面性の性格を、持っています。

一つはご機嫌さん。調子がいいです。べたべたと甘えてきます。

もう一つは、機嫌が悪いと、些細なことでヒステリック化。

自分を最優先で満たしてくれないなら、

相手が困るようなことや罵倒することで、

自分は上だ、勝って当然だ、お前が悪いに持っていきます"(-""-)"

自分は偉いので、やってもいいとの思い込みがあるのです。

このような脳構造となっているために、

セクハラ、DV、モラハラなどの行動になりやすいです。


権力や地位を得ると、周囲は多大な心理的損害を被ります。

自分が正しいとの思い込みが最も強いパーソナリテイなので、

自己反省が難しい。


ナルシストは、賞賛が欲しいだけですので、

欠点を指摘する際には、絶縁覚悟ですね。

倍返しは覚悟しておいてください。

一つは、怒りが収まらなければ、自分庇護に走りますので、

あちらこちらで貴方のことを風潮します。

相手にしないようにすることです。



もう一つは、自己愛性パーソナリテイ傾向が見られたら、

過度な理想化とこき下ろしは避けては通れません。

つまり、こういうタイプが近付いて来たら、

上記は起こると思ってください。

二面性のご機嫌さんが顔をのぞかせているうちに、

すっと距離をおいて離れていくことです。

早めの対処で被害を最小限に食い止めることは出来ます。

DVやモラハラを受けていても、ズルズルと関係を続ける人は、

いちど自分の依存性パーソナリティ(NOと言えない傾向)を疑ったほうがいいです。



自己愛性パーソナリテイ傾向の人は、基本的に負けん気が強い割には小心です。

嫉妬深く、偉大さが崩れないようにビクビク周りを気にしています。

ですから、肥大していることに触れることはせず、

本人が不利益を被りやすい行動を伝える事や、

競争心をくすぐるような援助をするようになさると良いですよ。

マネージャー的ですね。


明日は、自己愛性パーソナリテイ傾向の方が、

行き着く未来をちょっとお教えいたします。






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