2017年1月27日金曜日

怒りに支配された悲しい人生路OR復活か


この自己愛性パーソナリテイは、

独創性を発揮すると、社会的な権力や成功を手にすることがあります。

また、他人の注目を引き付ける魅力的な一面もあります。

誇大化した自己を守り抜こうとする力が、追い風となるのです。


この自己愛性パーソナリテイ傾向の方が、

自分のパーソナリテイについて向き合うきっかけとは、

実は失敗の連続や、挫折体験なんですね。

自己反省が苦手、人の話を聞こうとすらしない。

だから意気消沈しないと、カウンセリングを受けようなどとはなりません。


転落した体験から、本当の自分を形成し直すことが多いです。

もう誰も自分に振り向いてはくれない・・・

そんな闇夜の中で、究極の選択を強いられる。

愛のない孤独な人生を歩み続けるか、

それとも、

自分を変えていくか、

です。

本人の選択次第なんですね。

関係者はくれぐれも、彼らを変えようなどとは思わないことです。



実は高齢になっても、この自己愛性パーソナリテイ傾向は、

他者から疎ましがられる存在になりやすいですね。

傲慢で、介護や援助が至ってやりにくい・・・・

輝かしい経歴、経済力等をお持ちの方でもあるのですが、

家族関係の中が、愛情ではなくて支配関係であるため、とても殺風景。

関係者が犠牲になっていることが多くに在ります。


物やお金には恵まれてやいますが、

一番ご本人が欲しかった愛情のかけらも見当たらない。

ご本人の他界後、関係者から出る言葉は、

なんと、「大変だった」「ホッとした」とのお声がよく聞かれるのです"(-""-)"

まるで人生を、怒りの感情一つの未学習で、人生を棒に振っているかのようだと、

想うことが良くあります・・・













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