対人関係では、その人との距離感が必要になります。
ところが不安型が根についていると、
人がどう思っているかがとても気になるはず。。。
自分の立ち位置、評価が気になって仕方が無くなります。(←自意識過剰)
不安な時には相手にすぐ意見を聞く。(←人の言葉に隷従してしまう)
すぐ返してもらわないと不安。(←待つ時間も不安)
その表情は何!?(←的外れな認知)
怒っているの?私(僕)が何かしたの?
「自己関連づけ」と言って、なんでも自分に原因があると考えてます。
これでは、二人分の思考を抱え込むようなスタンスになるのね。
自己管理が独立的に出来ていませんでしょ。
どこまでも同一を狙って、心が自動的に動いてしまっています。
これが不安型の特徴です。
すごーく顔色を伺って、異常に気を使っていませんか。
頭が休まらないで、動きっぱなしではないですか。
これは、非常に疲れると思います。
認知して切り替えです。
このタイプが恋愛をすると、もうお分かりですよね。
恋愛依存症に向かう可能性大。
メールの返信はすぐ返してもらわないと困る。
自分が安心するような意見を返してもらわないと困る。
自分と同じ意見を持っていてもらわないと困る。
いつでもどこでも繋がっていたいのよーーーー的。
いつも関心を寄せておいてくれることこそ「愛情」でしょ・・・・・と思いがち"(-""-)"(←欲情です)
表情や態度は、自分を安心させてくれるためでなければならない。
と、どうしてもなっちゃうわけ。
同一を狙って必然的に行動してしまうのね。
思い当たりますか!?
パターンはとてもわかりやすい。
近すぎるか、遠すぎるかです。
あの手この手で接近戦を試みる。
不安だから、不安ゆえの行動パターン。
もじもじモードも戦略の一つとなる。
頑張って相手の視界ゾーンに入ろうとする。
そして急激な癒着行動をするようになる。
親切と好意の曲解。
そしてダムの決壊のごとくドーンッとなだれ込む。
不安型の場合は、突如安心を求めてビックリするような行動になる。
(ラブコメモード化しているときもある←境界性パーソナリテイ傾向)
相手の都合はお構いなし。
許可なく相手の家まで押しかけることも。(←不安だからなの)
「きっと喜んでくれるはず・・・・」(←憶測と期待)
的が外れると「冷たい」ってことで処理する。激怒もあり(←復讐パターン)。
結局、相手が窮屈で重たくなるので、消耗し疲れて別れを選択されてしまう。
不安型は、未来ある関係ですら自分で壊してしまう可能性大です。
怖れゆえに、不安を解消したくてとった行動が、
相手を追いつめてしまうのね。
また不安型は、とくに内弁慶になりやすい。
もともと幼少期から、生きることに怖れをいくつも刷り込まされているので、
外面や外交人格がおとなしく穏やかな人が多い。
そのため、家族や恋人などの近親者への暴力に偏ってしまうのね。
家庭内暴力やDV、モラハラの対象は、身内の場合がとても多い。
唯一無二たる存在に、自分の防御を求めて接近したのに、
思い通りにはなってくれなければ、
怒りの感情が増幅してしまうでしょうね。
不安型のどこまでも同一を狙っていく行動が、悲哀を逆に引き寄せてしまうのね。
また、回復が長期化する「二重嗜癖者」は、
そもそも、依存性がとても強いパーソナリテイ傾向を形成しています。
その後、相手との癒着行動を改変して、
甲斐甲斐しく世話をする献身的な技術を身に着ける経験をしています。
同一→失敗・失態→怖れ→相手に合わせる→以前と違う尽くす役割で同一する手段
となっているの。
依存を経て共依存を形成しています。
このように依存性はドンドン進行していきます。
並行して、アルコール依存、喫煙、ドラッグ依存、
摂食障害、買い物、ギャンブル依存、自傷行為などが、
必ずと言っていいほど併発してます。
だから、まず不安型を自覚して、
上記のようなパターンにならないように切り替えることです。
怖れを自覚して、不安を安定させる。
そうすれば、どこまでも同一を狙わないですむ。
心の癖から解放されて頂きたいと思ってます。
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