人の守り方は色々あります。
同じ不安定でも、少しずつ違います。
では何を避けたいのか、まず知りましょう。
遡って、
愛着の不安定型の人に共通してある経験は、
愛情飢餓体験と否認・拒否・見捨てられ体験です。
マイナス因子は同じですが、
愛情不足にさらされて、不安型が相手にドンドン癒着して依存するのとは逆に、
危険や不愉快さそのものを避けていこうとする処理能力が回避型です。
不安型がポジティブ思考を抑圧するのに対して、
回避型はネガティブ思考を抑圧する傾向があります。
嫌だと思うこと全般を無かったことにしようとする特徴があります。
そのため、一見とても自主自立型に映ります。
親御さんは、早めの成長と思い込みやすい。
しっかり者と勘違いしやすいこともあります。
実は内心は、
どうせ頼んでも、
親にはやってもらえない、
親には理解してもらえない、
的外れな受け答えなら、初めから求めないに限ると処理しているだけ。
避け方を考えていることの方が多いのね。
早い子では、幼稚園生ぐらいの年齢から、
登園やお迎えの際に、親に関心を寄せない行動をしています。
一人の部屋や世界に閉じこもりやすく、一人遊びが得意。
他人に迷惑をかけないで生きれば問題ないと思い、
知らないうちにストレスに晒されています。
自分自身の感情にも回避が見られるために、
倒れるまで抱え込んでしまったり、意地を張りやすい。
そのため急激な感情失禁などの歪んだ行動に偏ることも。
普段は淡々としていますが、
いざとなると感情表現が幼く、コントロールも効かず、
自己中心的で、他人を冷酷に利用するようなことがやれてしまいます。
自分本来の意見や感情を、
上手くキャッチする処理能力が、避けることを選んでしまったために、
とても不器用です。
甘えられない。甘えることは弱さや危ないことだと、はき違えていることが多くあります。
山のごとく、動けない、動かない。
避けて守りたいけれど、
避けていては守れないことがあることを、
これから学ぶ必要があります。
まだまだ続きます。
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