2018年1月10日水曜日

防御の壁の内側(内向的な子ども)

内向性が優勢だと、

外部からのイメージは、

あまり好ましいものではないことが多いです。


そして、ご本人は外界との隔たりを、

言葉にできずにいることが少なくありません。


「わがまま」「自己中」と言われてたり、

「内気」と呼ばれてたりします。

言葉だけだと、雰囲気がずいぶん違いますでしょ。


内向性の性質は、

持って生まれた知覚性質と言っていいのではないかな。

ここでは、

内向性が優勢の子どもを例に説明しますね。


慣れ親しいんだ場所や人では大丈夫なのですが、

知らない場所と認知するところ、

新しい出来事に対すること、

途端に注意深く、用心深く、疑り深く、

消極的になってしまう「内弁慶さん」。


そう簡単には「信用しない」(笑)(子どもちゃんなので人間不信とは違いますよ~)


これは、

そもそもその人に備わるセンサーが働いていますでしょ♡

客体を通して、自分の心的エネルギーが誘発されていて、

独特な見識と判断で行動をしています。

物陰や雰囲気さえ、心的エネルギーを通すと、

得体のしれない何かに映るのです。


別の人から見ると、「何がそんなに問題なの!?」と思いますが、

ご本人から見れば「とんでもないことが起きるはずだ」なのですよ。


私は、

「パーソナルスペース」や「テリトリー」の確保センサー。

って名付けてます。

その子の世界があるはずなのです。

だから、

外部の私たちは、

礼儀正しくあること(笑)

でも、これが効くんですよ~


順応が遅くったっていい。

知覚性質だもん。

傷つきかねないと感じている。

待つ。寄り添う。

不安を先にわかってあげて、対処をするだけ。


新しい出来事にチャレンジしたいのに、

心のブレーキがなぜかかかる。

本人にもわからないけど、

なぜか用心深くなっちゃうのよ。

だから納得するまで待つ。

防御の壁の内側に、急激に足を踏み入れない。


幼児期は、この性質がわかりやすく出てますね(*´з`)♡かわいい。

だから、

子どもの性格を、

親の堅物な模範解答に入れない工夫をすること。

柔軟な対処が必要です。

この経験が、深い絆になって親子を助けていきます。


成長するとちょっと事情が変わります。

学童期ぐらいになると、

もっと観察が広範囲で必要になると思います。

何故かというと、

養育環境に適応するために、

すでに、

内向性の子が、外向的に魅せている場合もあるし、

外向性の子が、過保護や経験不足によって内気になってることがある。

だから、関心を寄せてよく観察する工夫が必要になってきますよ。


理解できないとか、自分と違うからとか、

他の子どもと比べたりして、

「嫌」で片づけてしまうのではなく、

「興味をもってみる」ことなのではないでしょうか。






写真 warpafx






湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki☆メンバーズ様限定・電話心理カウンセリング対応・応相談
通販サイト完売☆アーユルヴェーダnewsでアーユルヴェティックカウンセリングをチェック!