これは、ブログをずっと読んでくださっている方なら、
記憶にあるかもしれません。
前にブログで紹介しましたけど、
精神性エネルギーの「アニマ・アニムス」の統合は、
言葉の表現こそ違いますが、
相反するモノを統合していくプロセスの説明です。
類似してます。
(外向きと内向きの両性質をよく理解することだから)
高次な人格を目指すなら、
必然的に、
相反するものの理解をする必要がある。
避けられない。
偏りをなくすには、疎かには出来ないことなのよ。
外向きの性質とは、
外部の現実社会との繋がりを重視してます。
客体を追従し、客体と同一化する性質です。
与えられた既成概念を通して、
利害や損得、個人の優越機能を元手に、
生活を営んでいく現実主義。唯物。
一方、
内向きの性質とは、
その逆なのです。
元来、人間が持っている共通した普遍的・太古的意識を、
目の前の客体を通して誘発し、
その存在を明らかにします。
主体の中に一度落とし込んで一旦判断し、
主観的要因を尊重する理想主義。
別表現にすると、色々出てくる。
外向きは合理的に切り捨て、内向きは寛容や受容。
外向きは縦割り社会、内向きは横の繋がり社会。
外向きは男性性原理、内向きは女性性原理。
外向きは現実主義、内向きは理想主義。
こんな感じで対なんです。
どっちも大事です。
問題が起きてしまっているときは、
この対のバランスが未発達で、
どちらかに偏っている場合がほとんどです。
苦悩の連続で「嫌」エネルギーが暴れているときは、
ただ眼前の問題が変わって欲しいと必死になるよりも、
性格の未発達問題を取り上げてしまうほうが、
結構突破口になるんですよ(*^^)v♪
その問題がなければ、
等身大の自分がわからなくなるところだったってことにするの。
ちょこっと目線を変えると、
「嫌」を「情熱」のエネルギーに変換して利用することが可能になる。
小康状態が続いたときは、
対の統合を目的に、行動し直すといい思います。
人を操ることよりも、自我意識を操る訓練をする方が、
価値がある。
一旦対極でモノを観てみる。
出す⇔出さない
のようにシンプルに反対語にしてみるとか。
それでもだめなら第三の道(笑)。
お勉強になります。
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