2018年1月30日火曜日

対の統合の重要性





これは、ブログをずっと読んでくださっている方なら、

記憶にあるかもしれません。


前にブログで紹介しましたけど、

精神性エネルギーの「アニマ・アニムス」の統合は、

言葉の表現こそ違いますが、

相反するモノを統合していくプロセスの説明です。

類似してます。

(外向きと内向きの両性質をよく理解することだから)


高次な人格を目指すなら、

必然的に、

相反するものの理解をする必要がある。

避けられない。

偏りをなくすには、疎かには出来ないことなのよ。


外向きの性質とは、

外部の現実社会との繋がりを重視してます。

客体を追従し、客体と同一化する性質です。

与えられた既成概念を通して、

利害や損得、個人の優越機能を元手に、

生活を営んでいく現実主義。唯物。


一方、

内向きの性質とは、

その逆なのです。

元来、人間が持っている共通した普遍的・太古的意識を、

目の前の客体を通して誘発し、

その存在を明らかにします。

主体の中に一度落とし込んで一旦判断し、

主観的要因を尊重する理想主義。


別表現にすると、色々出てくる。

外向きは合理的に切り捨て、内向きは寛容や受容。

外向きは縦割り社会、内向きは横の繋がり社会。

外向きは男性性原理、内向きは女性性原理。

外向きは現実主義、内向きは理想主義。

こんな感じで対なんです。

どっちも大事です。


問題が起きてしまっているときは、

この対のバランスが未発達で、

どちらかに偏っている場合がほとんどです。


苦悩の連続で「嫌」エネルギーが暴れているときは、

ただ眼前の問題が変わって欲しいと必死になるよりも、

性格の未発達問題を取り上げてしまうほうが、

結構突破口になるんですよ(*^^)v♪


その問題がなければ、

等身大の自分がわからなくなるところだったってことにするの。

ちょこっと目線を変えると、

「嫌」を「情熱」のエネルギーに変換して利用することが可能になる。


小康状態が続いたときは、

対の統合を目的に、行動し直すといい思います。

人を操ることよりも、自我意識を操る訓練をする方が、

価値がある。


一旦対極でモノを観てみる。

出す⇔出さない 

のようにシンプルに反対語にしてみるとか。

それでもだめなら第三の道(笑)。

お勉強になります。








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