2018年4月9日月曜日

欲求不満は段階的に起こっている

モラハラの構造に限らず、

人の欲求不満を今日はシンプルに解読します。


お役に立つ情報が『欲求段階説』です。

5段階に分けられてます。

土台をもとに積み重ねていくようなピラミッド式になってます。

どこでいつ、欠乏状態を作ってしまったのか。

ちょっと考えてみましょう。

欠乏を上手く解消しないと不適応が起き、

人間は誤った行動で適応しようと試みてしまうってことなのよね。


人間に共通する仕組みですよ(*'ω'*)

①段階・・・食欲、性欲、睡眠欲は満足ですか?

②段階・・・安全が確保されていると感じていますか?

ここまでは個人の基本部分です。

①②の基本的な欲求が充足されていると、

周囲の人間関係の中でも自分自身を見失わず、

自分の生き方そのものを肯定しやすくなります。


すると次の段階では自分だけでなく、

他人の幸せも考慮した上の欲求行動になります。

③段階・・・所属の場やその関係者との間に信頼関係がありますか?

④段階・・・自分自身を他者に受け入れられていると肯定できていますか?

③④の欲求は、相互の交流が上手くいっている人ほど充足感があります。

自分という人間をどんな風に認知されているかがポイントになります。


ここまでは動物でもある欲求行動で、最後は人間にだけあるとする欲求行動です。

⑤段階・・・自己実現を目指し、より良く発展していく考えがありますか?


こんな感じで質問形式にアレンジしてみました。

どうでしたか?

境界性と自己愛性の問題の人たちは、

愛着の問題を持っていることが多いので、

①②③の段階で問題が発生していた可能性が大よね。

そのために、

④承認欲求がやたらと過剰に必要となったと考えられます。

結果、

⑤自己実現とは程遠く、実年齢に見合わない行動が公私に渡って起きてしまいます。


①を底辺にした三角形が逆転していて、

⑤が膨大に膨れ上がってしまった逆三角形。

心の欠乏を頭でなんとかしようとしていて、肥大化した自分像が中心になります。

精神構造が崩壊し、幼児退行してしまう理由としてみると頷けます。


改善の道は、

個人が自分の成育歴を見直し、

どこで欠乏したのか自覚することだと思います。

そこから検討し直しましょう。

欠乏から不安になってしまった心の癖を、

認知し直して行動することだと思います。

認知行動療法です。


その先の細かな掘り下げは、

個人的領域になるので、

専門家と定期的な接点を持って、

根治を目指すことだと思います。


企画&実行の参考に(^^ゞ

①良く見つめなおす

②別視点から考え直す

③誤認識を正すために使う言葉を変えてみる

④実際に新しい行動を実行する

⑤意欲と関心を持って精力的に進める

⑥改善した生活実践が「仕事」だと思ってみる(リラックス・リフレッシュも忘れずに♡)

⑦自覚して気づいていることを楽しみに思う

⑧実行の手応えと自分の安定力を実感する


①②は過去の回想です。

難しかったらサロンにどうぞ。お待ちしております(*'ω'*)







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