沢山の顔を持つ自分。
どれも自分なんだけど、
その中には社会評価が悪く、
自分でも受け入れがたい自分が存在していて、
自分であることにとても居心地が悪い。
他者の評価を気にしている人ほど、
この習性は持っています。
人受けが良く、
社会評価も高く、
誰もが羨む自分でいたいのに、
そうできない自分がいる。
自分を責める不快感が歪んで、
褒められる自分でいたい、
愛される自分でいたい、
社会評価が高い自分でいたい、
優越欲求と承認欲求が過剰に働く精神構造になっていき、
素敵な自分だけでいたい切ない願望を、
いつまでもいだくような状態になってしまい、
異常にプライドが高くなっていきます。
でも実際は、
褒められたい自分でいたいのに、
褒められないような攻撃をする自分がある。
愛される自分でいたいのに、
愛されるための支配をしていこうとする自分がある。
社会評価が高い自分でいたいのに、
それが叶うのか持続するのか不安になる自分がある。
そんな葛藤が存在し、
心を不安定にさせていきます。
不快感覚と怒りの原因は自発性にもかかわらず、
外部のせいにして免れようと歪んでいきます。
こうして「誰かが自分を怒らせた公式」が出来上がります。
まさに反抗期の延長状態なんですね。
今日は自己チェックしてみて、
張本人だった場合は、以下の改善策を考えましょう。
ありのままの自分を自分と受け入れない限り、
心が落ち着くことはありません。
過去の受容と清算をしましょう。
その場凌ぎの役割仮面も自分です。
自分を守るために作った自分です。
それに善悪の批判を持ち出すと、
罪悪感が生まれて、
居心地の悪さを感じてしまいます。
一旦批判を控えます。
それよりも、
自分を守ろうしてやっていたけど、
どれも『幼い守り方』だったなぁと、
受容して丸ごと統合してください。
次に『幼い守り方』をよく観察すれば、
その場は良くても後で自分を苦しめるモノが中にはあるはずです。
それを、批判するのではなくて、
その時はそれが正解だと思い込んでやっていたことを素直に認め、
今度はどうしたら良いか改善策を打ち出して、
「今度はこれにしてみよう!」と、
発展することを喜びに思えるよう意識改革し実行してください。
否定し批判し切り捨てようとしたり、
無かったことにしようとするからおかしくなっちゃうんですね。
人は確かに忘れることでラクになれるモノもあります。
でも、
その忘れたモノの中には、
忘れることではなくて、活用するほうが良かったモノもあるってことです。
こんな感じで今までの自分の行いを丸ごと統合してください。
そして、これからの時間を使って、
他者の希望する人格や要請されたモノばかりに応えるのではなくて、
自分がどうしたいのか、
自分はどうなりたいのか、
攻撃支配などせず、
自分軸を主に行動し、改善改革を繰り返し、
人格を向上させるようにしていってください。
100%素敵な自分じゃなくてもいい。
これでも結構イケてると思える自分でいい。
自分の考えを怒りや攻撃・支配などを利用せず、
自分の言葉で伝えられるようにしましょ。
廻りの要望を汲み過ぎて自分がなくなるのは困ります。
また、反抗するだけでは困ります。
自分本来の意見はどうなのかが作れないと、
拡散状態は収束しません。
これと思ったものを、一旦紙に書き留めると有効です。
フラフラと拡散してしまう意見を、
少しづつ絞り込んでいきます。
知らなかった貴方らしい貴方が、
キャンパスの中から浮かび上がってくると思います。
今まではちょっと回り道をしてたのかなと思って、
この作業を楽しんでください。
葛藤を越え自分の価値観を作れたとき、
人は反抗期を終え、
互いの価値観を肯定したうえでの交流が可能になるのです。
大事に向き合ってくださいね(*^^)v
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