子どもの前に最善の選択コースを置いてしまう親の行動を取り上げました。
中でもなぜこれは、毒親の対象になるのか、
疑問に思われた方も多いのではないかと思います。
興味を持って読んでいってください。
子育ては、
育て方を変えながら向き合うことが大事なんです。
これは少し前の、
お饅頭の皮とあんこの関係が作られる原因に加担しています。
いつまでも子どもの前に最善の選択コースを置いてしまう親の行動は、
自己意思を持つ機会を取り上げる原因になります。
自己意思の決定による行動は、
自分の五感を頼りにした判断と加減を知る、
とても大切な経験になります。
自分を頼りに自律し、
臨機応変に対応する自立の土台になるものです。
とくにこの経験にスポットライトが当たるのが、
思春期と青年期ですね。
その時期になっても、
子どもの前に最善の選択コースを置いてしまい、
その通りに歩かせようとする親がいます。
この時期は、
親も成長する必要があります。
可愛らしくいつも親に従っていた小さな年齢の面影に、
親自身がしがみついていてはいけないのです。
反抗期を疎まれ、
追従を余儀なくされた子どもたちは、
この貴重な体験を剥奪されたも同じです。
そのため、
白黒思考、部分的思考、ゼロ百思考に傾きます。
反社会性や非行への移行は、
自己意思を親に汲んでもらえなかった子のほうがエスカレートします。
それだけではありません。
同時に感情のコントロールが脆弱で、
他者との間に境界性が作れず、
癒着や回避する極端な人間関係を作ってしまいやすいです。
自分自身との絆も、
他人との絆も、
もろく壊れやすくなってます。
これは、自分の気持ちに正直になることが、
許されなかった環境だからなのですね。
ではどうしたら良いのでしょうか。
ちょっと例えを使って説明します。
(例題)
親が「あ→い→う→え→お」の順に事をすすめると最善なんだ。と、提案したとします。
子の対応パターン
「あ→え→う→い→お」のほうでも、いいんじゃないのかな?と発案します。
ケース①
親が自分の意見をゴリ押しして、それ以外を許さない。
子の発案を無価値化したり、危険が及ぶと手が出ないように仕向ける。
→自己意思を捨て、子は追従を選択。
・内心は、やりたかったのに抑え込まれた(恨みの感情)。
・どうな風な手応えがあるのか見当がつかなくなってしまった不安。
・発案することに自信がなくなる。
・親との絆と、自分自身との絆がもろくになります。
困ったことに社会人になって躓いたとき、
大抵このタイプの親御さんは、
「お前の努力がなっていない。努力が足りない」
「自分のせいだろ」と、
けして親の提案した最善の策は間違っていないと正当化します。
残念なことに、
やっぱりいつまでも的外れな対応になっていて、
子の気持ちを汲むことが出来ていませんわ"(-""-)"
ここで利口な親の選択をご紹介。
ケース②
親は意見のゴリ押しをしないんです。
あくまでもヒントとして譲歩する。
子の発案をよく聞いて、必要な部分のみサポートに入る。
→子は親の応援を糧にやってみようとチャレンジする
子の奮闘はもちろんですが、
色々な経験談が生まれ、忍耐や考察力、洞察力が着く。
例え最後に親の「あいうえお」が最善案だったと気づいたとしても、
沢山のプロセス自体を誇りに思える。
自尊心、自己愛、自己価値観がしっかり身につく。
親も子のプロセスから、沢山のことを吸収することが出来る。
共有財産になる。
実はケース②はね、
・あえてやらせてくれたこと
・親の愛情深さ
・親が信頼を寄せてくれていること
・親が見守ってくれたこと
子が後になって気づき、
本当の意味で親を慕い、絆の強さを思い知るんです。
また、
困ったときに一番頼りになるのは、
親かもしれないとまで信頼を寄せてくれる。
お互いを思いやる絆をちゃんと作っているんです。
愛着がしっかり機能しています。
子の気持ちを汲むことが上手い親御さんのもとで養育された人は、
とても幸せ者なんです。
具体例と言いたいところですが、
子育てに共通するほうがいいかなぁと思って、
このような抽象的な表現になってしまって申し訳ないです。
わからなかったら、是非サロンに一度お越しくださいませ。
お待ちしております(*'ω'*)
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