2018年8月16日木曜日

凶暴化に加担する期待とスリル

行動が凶暴化していく要因に、

期待へのスリルがあります。


ストライクゾーンがドンドン過密化し、

それが期待通りになれば、

興奮もまた激化します。

当たったーーーッ!それそれ。

それを待ってたんだよって感じ。

しかし持続しないのが人間の神経。

その興奮がだんだん冷めていく。

冷めるというか、覚めるいうか、

それが許せなくなる。

つまらなくなるんですね。

これも依存症に加担します。


彼らの先読みが人へと向けられるとき、

相手の人物像は自分よがりになってます。

こういう人かなぁと勝手に決めつけます。

身勝手な読みになる。

それがターゲットの値踏み判断に使われてます。

自分の読みに相応しい役に立つ人間か、

それとも否か。

勘弁してくださいよって感じですね~"(-""-)"


その蔑みがまた凶暴化に加担します。

ターゲットは事実とは無関係なキャラクターにされていて、

先読みと期待から少しでもずれていると、

成敗しなければならないとなるのね。


目的に達しなければ、誰でも容赦はしない。

他の人から見たら些細な事でも、

彼らにとっては見逃すに値しないこと。

甘えさせない厳格・冷酷な大人人格が勢いを増して出てくるのね。

小さな欠点がとても大きく強調されて感じるのです。

(それぐらい内面は弱々しい子ども人格なのです)


人を人として見ることも出来なくなるほど精神が後退。

とても悲しいことです。


暴力の痕跡は、自分の痕跡を残したい証。

自分の上位性を見せつけたがってのこと。


掘り下げます。

発端になっている動機は、以下が該当することが多いです。

ちょっと抽象的な説明ですけど。

生家で、

親や兄弟に疎ましがられたり、

疎外感を常に感じていた人は、

相手を憎みつつも、

相手を必要としている複雑な思いを未解決のまま残しています。

そのため、

「○○でなければならない」と、

強迫的に自分を責めていることも少なくありません。

安心したいがために、

過剰な相手(親たち)の欲求を、

必死にのもうとしてきた過去への恨みがあります。


自分の欠点が許せない。(←揚げ足を取られた場所)

もしそれがなかったら、相手から愛情を受けとることが出来たはずなのに。

そんな風に心の片隅で自分を卑下しています。


凶暴化した人の過剰な暴力は、

欠点がある自分への暴力の再現。

投影の行為だったりします。


だから、

DVやモラハラをやってしまう人は、

心の仕組みを知って解放されて欲しい。

そんな再現を繰り返していても、

愛は得られない。

愛情飢餓も解消されることはない。

安住の地は作れません。

安住の地は与えられるのではなくて、

作るモノです。


まず自分の気持ちを汲んで、

寂しさを丸っと包み込んでいくこと。

赤子のようになっていることをイメージしてください。

大事にあやしてあげて欲しい。

自分で自分の腕をさすってあげたり、

抱き枕を利用するのもいい。

柔らかく温かな毛布は母心の代用。

貴方の中に優しい親心をもう一度作って持ってみましょう。

時間をかけて気持ちを落ち着かせ、

怒りや恨みのボルテージを下げてあげましょう。


そしてちょっとプラスしてあげてください。

タイミングが来た時にですよ(*^^)v

諭してあげてください。


自分の気持ちを汲んでくれる人に出会えたら、

いつも安心させてと自己都合を押し付けたり、

特別な関係なんだからと同一化を望んだり、

ご機嫌取りをしてもらおうとうするなんて、

身勝手だよね。

愛情欲求の表現を変えていこうよ。と。


心の中から「そうだよね」って素直に言葉を返してくれて、

もうやらないッって行動が刷新できたら、

ひとつ精神年齢が上がったと思ってください。


これは上手に甘えられることを許された親子関係では、

当然のメカニズムよ~

覚え直していきましょうね(*^^)v






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