ずっと「優越欲と支配欲」の脚本を持ち続けて生きている。
この言葉どこかで見たことありませんか?
ずばり心配性について題材したときによく使いました。
こころって色んな性質に人を変えてしまうんです。
心配性の人も、違った目線でブログを読んでみてください。
過去、誰かに見捨てられた傷や、
構われなかった寂しさの経験が強くあった場合、
人生のどこかでそれを修復したいと願うもの。
人は誰だって幸せに生きたいイキモノだから。
何かのきっかけでその痛手を思い出し、
目の前の人と親密な関係をつくり、
修復しようとする。
出会いはチャンス。
と、ここまではいいイメージですが・・・・。
境界性が未解決のままの人は、
そのトライの仕方がとても特徴的で、
相手を巻き込む問題行動を色々やっちゃうんです。
そもそも基本的安心感の欠如の持ち主です。
そもそもグラついてたパーソナリティなわけです。
脆いのね。
ガラスのハート。
寂しさを手厚く配慮されてこなかったわけですから、
その脆さにちょっとでも不安感が加われば、
途端にグラつくわけです。
これが過敏に反応していく原因。
どうして、なんで、どうしたらいいの!?
他人や情報を異様に追っかけては、
いつもダメージを受ける理由がここにあるわけ。
ご本人も止めようがないような感じです。
今まではなんとか心の過敏を、
学業や仕事や努力でカバーしてきているのに。
些細な事でも、
途端に不適応となる。
変動がものすごく激しい。
アイデンティティがまるで多重人格のように入れ替わり、
相手を驚かせ振り回していきます。
ハイ&ロウ。
ジキルとハイドのようかもしれない。
子ども人格と甘えさせない大人人格なんだけどね。
ご本人も渦中は止められない。
境界性パーソナリテイ障害が発症中は、
すぐさま感情の激流になってしまう。
嬉しい時も悲しい時も激しい。
幼少期から抱えた過敏な心が小さな問題を前にして、
とてつもなく大きな問題が起きていると誤認識するからです。
フラッシュバック。
過去の投影。
一瞬にして脳が大興奮になってしまうのね。
また不適応が起きるたびに、
目の前の人に過去の恨みがましい出来事ごと、
何とかしてもらおうと算段してしまうため、
なぜか自暴自棄になってしまう。
これが大惨事になる。
脳に振り回されて意識が混乱する。
よいこの下に隠した脚本が暴れてます。
過去、親のためにスペースを放棄した経験から、
今度は立場の逆転を望んでしまうのです。
支配して優位に立ちたい。
相手に自分の思いを100%汲んでもらいたい。
(それこそが愛情だと、親から吸収して学んでいるからね)
その心は、
秘めた脚本の通りに物事が進んでくれないと困ると、
なっています。
認知のズレ、
加減のズレ、
ガラスのハート、
3点揃うと本人も大変です。
これで大々的に悶着や泥沼が起こるのよ。
表向きの希望の裏にある隠れた野望。
絶望しないために、
執着と憎悪が相手との境界線をなぎ倒し、
相手の中になだれ込もうとするから大惨事に発展していくのね。
境界性の問題に無理解だったために、
お互いを傷つけ合わないではいられない。
熱意や誠意だと思って取っている行動が、
良く観れば「支配と優越の脚本」だったりするのよね。
今日の洞察☆
よいこが豹変する。
ちょっとしたことでも。
それはすさまじい勢いで、
相手を侵害していきます。
心理教育が必要です。
続きは明日。
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