2018年8月14日火曜日

依存症は何を好むかの違いだけ

報酬系の使い過ぎで、

脳に振り回されるようになる。

これは覚えておいた方がイイですよ~


刺激と報酬による快楽を好むパターンに入ってしまっていたら、

人はその人の好みのままに突き動かされていきます。

脳回路に突き動かされていると言ってもいいかもね。


依存症の代表をご紹介。

大きく分けて3種類の依存対象があるとされてます。

①物質への依存

たばこ、酒、薬物、食べ物など

②プロセスへの依存

インターネット、ゲーム、ギャンブル、買い物、仕事、セックスなど

③人間関係への依存

宗教、虐待、DV、モラハラ、恋愛、ロマンス、など




甘え損ねのメカニズムによって持ってしまった空虚感や物足りなさは、

色んな対象物にすり替わって不満解消を試みるのです。


例えば、

サロンでも取り上げている恋愛への依存。

恋愛経験をしていない人にとっては、

「は? 全然見当がつかないんですけど・・・。」ってな感じです。

これは恋愛経験がないためです。

恋愛依存症は、恋愛経験がない人には起こりません。

強い孤独感に苦悩している人が、

自分を理解し、愛してくれる人と出会ったときに、

その相手に強烈に依存していってしまうものです。

仕事も手につかなくなってしまったり、

その人とのやり取りが頭を占領する。

その時の蜜の味がやめられずに、

一緒に居ることに強く固執し繰り返します。


つまり経験済みのもので、

かつ報酬と快楽を得やすいものに依存するってわけね。


さらに人間関係への依存では、

他者からの評価や承認などの「社会的報酬」が関わってきます。

誰かに認めてもらえる快感ですね。

これがまた、ジャンキーにまで人を追い込んでいってしまうのですね。

支配や上下関係による快感。

命令をする快感ってやつ。

親子関係でもこれは当てはまります。

だからどんどん問題が増幅するんですね。



甘え損ねのメカニズムを発端に、

虐待やDV、モラハラへの依存なんて、

なりたくはないはずです。



ではどうするのか。



人間を支配する麻薬とは、

刺激と獲得報酬と快感の連鎖です。

それは貴方の頭の中で起きています。



だから、

見掛け倒しの報酬に負けない。

理解して選択しない。

辛いけど禁断症状を越えるしかない。

禁断症状は消えますから。

・自覚する。

・理解する。

・訓練して思考回路を刷新する。


別の楽しい思考回路に夢中になるように訓練すると、

元々の古臭い思考回路は薄れていく。

新しい回路が優勢になっていくからなのよ。

趣味やグループワークへの参加、

楽しさや喜びを今までとは変えていく勇気を持ってください。



人に生まれたならば、

人間の脳が一体どんなことをしているのか、

仕組みを知っておいたほうがいいと、常々思うのです。

それに気づけたら、

パーソナリティの問題に繋がる前に、

また大惨事に至る前に、

引き返せるものではないかと思います。






湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki☆メンバーズ様限定・電話心理カウンセリング対応☆
ラブアディクション専用電話心理カウンセリングSTART(非会員様受付可)
自然療法の宝物☆アーユルヴェティックライフ♡ブログも不定期更新中