わざわざ増やす親っています。
共通すること。
①相手の行動を先読みして封じ込める
②最善のコースだと評して、子の前に手段を置く
③親に従うスタイルに、いつまでも親が安住を覚えてしがみつく
④親の期待通りの成長や行動を子に望む
⑤親を安心させてほしい
この5つを良く観てください。
親優先なのがわかりますか。
おまけに、
子どもに早く成長することを望んでおきながら、
いつまでも子どもが自分に従ってくれることを望む。
身勝手ですね~
親である大人のほうが、
境界性も自己愛性も不健全なままですよ。
困ったもんです。
ちょっと横道それますよ。
現在巷で取り上げられている80-50世代。
親世代の死後、子が引きこもったままの状態で、
この先どうなるのだろうかと心配している問題です。
この話題は、今とても深刻になってきています。
団塊世代と団塊ジュニア世代。
彼らの成長背景にあったものは、
高度経済成長期と詰め込み教育です。
塊という意味が、心に大きな影を落としてしまいました。
同一化、同一視の恐ろしさ。
裏の面が後になって浮上したんですね。
児童期あたりから始まる第一反抗期を取り上げて、
しっかりさん、キチンとさん、お利口さんを望む傾向。
お受験戦争。
3高(高学歴、高収入、高身長)、勝ち組負け組風潮。
子どもの将来を願ってのことだったと思います。
しかし、
親世代の価値観が境界性をなぎ倒し、
親子カプセル化が長期化したため、
子どもの自尊心の発達が遅れ、
中年期に至っても親元から自立が出来ない状態になってます。
当時のことを思い出すと、
激しい社会風潮がありましたね。
それが非行、暴走族という集団反抗手段です。
激しい押さえ付けが、激しい反抗を生んだのです。
正直、
甘え損ねのメカニズムによるものと言っても、
的が外れてはいない"(-""-)"
5つは、
他者への期待がやめられない依存性が原因なんです。
親が子になだれ込んで甘えています。
良かれと思った教育も、
境界性を無視した同一視なんですね。
同一方向へと強要されれば、
個人の自尊心は疎かに扱われ、
自己愛の損傷を受けていきます。
甘え損ねのメカニズムが原因で人は反抗する。
自分を取り戻したくて反抗するのよ。
子どもの反抗期が長引いていたら、
親のほうが先に心を整理整頓する必要があります。
是非覚えておいてください。
人格問題や愛着の問題、
また依存症の問題は、
甘え損ねが少なからず関係し、
境界性と自己愛性が不健全になってしまったからなんです。
心の育て直しのために、
サロン流三箇条で、人に甘えさせない変な大人人格を外してみよう!
1、大人になったんだから、表現を学んで身につけ直すこと。
2、姑息・腹黒さ・自己中を捨てること。
3、妙な先読みと他人への期待をしないこと。
相手と自分を同一化させて物事を考えない。
過剰な管理、支配、過干渉によるカプセル化は、
問題を生むと思ってください。
物事を深くまで掘り下げて、
昨日の7ステップの対処法を実践。
諭す力を持ちましょう(*^^)v
実践した貴方自身がまず古臭い思考から脱出して縛られない。
解放感を味わいましょう。
そしてこれからは誰も縛らない。
これぞ健全な境界性♪
これ善因善果ですよ~
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