2018年8月7日火曜日

子どもの反抗は親が境界性を破壊したから

子どもの反抗を、

わざわざ増やす親っています。


共通すること。

①相手の行動を先読みして封じ込める

②最善のコースだと評して、子の前に手段を置く

③親に従うスタイルに、いつまでも親が安住を覚えてしがみつく

④親の期待通りの成長や行動を子に望む

⑤親を安心させてほしい


この5つを良く観てください。

親優先なのがわかりますか。


おまけに、

子どもに早く成長することを望んでおきながら、

いつまでも子どもが自分に従ってくれることを望む。

身勝手ですね~

親である大人のほうが、

境界性も自己愛性も不健全なままですよ。

困ったもんです。


ちょっと横道それますよ。

現在巷で取り上げられている80-50世代。

親世代の死後、子が引きこもったままの状態で、

この先どうなるのだろうかと心配している問題です。

この話題は、今とても深刻になってきています。


団塊世代と団塊ジュニア世代。

彼らの成長背景にあったものは、

高度経済成長期と詰め込み教育です。

塊という意味が、心に大きな影を落としてしまいました。

同一化、同一視の恐ろしさ。

裏の面が後になって浮上したんですね。


児童期あたりから始まる第一反抗期を取り上げて、

しっかりさん、キチンとさん、お利口さんを望む傾向。

お受験戦争。

3高(高学歴、高収入、高身長)、勝ち組負け組風潮。

子どもの将来を願ってのことだったと思います。

しかし、

親世代の価値観が境界性をなぎ倒し、

親子カプセル化が長期化したため、

子どもの自尊心の発達が遅れ、

中年期に至っても親元から自立が出来ない状態になってます。

当時のことを思い出すと、

激しい社会風潮がありましたね。

それが非行、暴走族という集団反抗手段です。

激しい押さえ付けが、激しい反抗を生んだのです。


正直、

甘え損ねのメカニズムによるものと言っても、

的が外れてはいない"(-""-)"


5つは、

他者への期待がやめられない依存性が原因なんです。

親が子になだれ込んで甘えています。

良かれと思った教育も、

境界性を無視した同一視なんですね。

同一方向へと強要されれば、

個人の自尊心は疎かに扱われ、

自己愛の損傷を受けていきます。


甘え損ねのメカニズムが原因で人は反抗する。

自分を取り戻したくて反抗するのよ。

子どもの反抗期が長引いていたら、

親のほうが先に心を整理整頓する必要があります。


是非覚えておいてください。

人格問題や愛着の問題、

また依存症の問題は、

甘え損ねが少なからず関係し、

境界性と自己愛性が不健全になってしまったからなんです。


心の育て直しのために、

サロン流三箇条で、人に甘えさせない変な大人人格を外してみよう!

1、大人になったんだから、表現を学んで身につけ直すこと。

2、姑息・腹黒さ・自己中を捨てること。

3、妙な先読みと他人への期待をしないこと。

相手と自分を同一化させて物事を考えない。

過剰な管理、支配、過干渉によるカプセル化は、

問題を生むと思ってください。


物事を深くまで掘り下げて、

昨日の7ステップの対処法を実践。

諭す力を持ちましょう(*^^)v


実践した貴方自身がまず古臭い思考から脱出して縛られない。

解放感を味わいましょう。

そしてこれからは誰も縛らない。

これぞ健全な境界性♪

これ善因善果ですよ~







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