2018年8月17日金曜日

支配と束縛では手に入らない

家族の中で寂しさ沢山感じてきた人が、


愛情を欲しがるのと同様に、


家族を欲しがります。



ただ、大事なことがあります。


支配と束縛では、


本当に欲しかったものは手に入らないのです。



寂しさを味わって来た人ほど、


執着は深まっていき、独占をしたがります。


求めていながらも、素直に求められず、


かわって怒りをぶつけたり、


天邪鬼な行為で相手を振り回して試します。


これが境界性の問題がある証。



だから、


甘え損ねをして寂しい気持ちを持っている人は、


そんな行動の流れを理解して、自分で諭してあげるようにしましょう。


・信頼できずに振り回して試すことがしたくなる自分


・自分を最優先にしてくれるか試したくなる自分


・嫌気がさして離れていかないか試したくなる自分


・試し行為をしてからでないと、安心できない自分


・これだけ尽くしてあげてれば、きっと大事にしてくれると算段する自分


それを『馬鹿馬鹿しいなぁ』と、思っていけるかが分かれ道よ。





目の前の人間を信じることが出来ない。


会えない時に、見えない部分が気になって仕方がない。


いつも自分に関心が向いているか不安で仕方がない。


これは、貴方の中の境界性が問題なだけ。


貴方が境界線を引けず、同一視で考えているから、


おかしくなっているだけよ。




恒常的で温かな信頼関係は、


支配と束縛と干渉では、


けして手に入らないことを知ってください。




大事な人が支配と束縛に振り回されて、


嫌にならなくて済むように出来るのは、


甘え損ねのメカニズムを持っているご本人だけだったりします。


境界性の問題をお勉強しましょうね。








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