2018年8月26日日曜日

『愛情をください』それが境界性

愛情というと何をイメージしますか。

すごくシンプルなこと。

赤ちゃんの時を思い出してください。

母乳を与えてもらっている姿。


飢えをしのぐだけではなく、

安心と見守りと笑顔を、

同時にあたえてもらっているんです。


境界性の問題を抱えている人は、

上記の愛情が欠如し、安心を脅かされた人たちなんです。


ごく普通の一般家庭で起きてしまう悲惨な事実。

替わって与えられたものは何でしょうか。

それは不安です。

これが愛着の不安定を意味します。

(愛着障害の型は昨年のブログを参照してください)


基本的安心感の欠如。

並びに感情障害。

心に愛が着いている感覚が育成できなかったので、

落ち着いていられない不安定な心です。


『私(僕)に愛情をください』

これが境界性パーソナリテイ障害の心。


この境界性パーソナリティ障害は、

別の代償行為で発覚しずらい場合があります。

たとえば社会的報酬。

「よいこ」と周りから、

高い評価や承認があると快感が得られます。

一時的とはいえ、愛情不足を解消する代償行為になります。

成績優秀、高学歴、職歴、華美な装いなどで、

寂しさは隠されてスルーされていることが多いのです。


境界性パーソナリティ障害は、

著しく何か均衡を脅かすことが起きたときに浮上します。

親しい友人との別離や死別、

恋愛、

結婚や離婚、

裏切り、仲間外れ、

パートナーの浮気、不倫の発覚

キャリアの問題や失脚、異動や転職、

女性の場合は不妊や中絶など、

ご本人特有の人生観を脅かす何かが起きたときに、

隠れていたものがボワッと吹き出します。


甘え損ねのメカニズムの3つの人格のうち、

甘えたい子ども人格と人に甘えさせない大人人格の暴走は、

本来親しみを持ちたい人に向けられることがとても多いです。

近親者が気づくことが多いのは、

その特徴的な現れ方のためだと思います。


近年皆様が良く耳にするようになった、

気分障害やうつ病、

躁状態が伴う双極性障害、

適応障害や不安障害、パニック障害などの精神疾患の根底に、

少なからず境界性パーソナリティの問題があることは、

決して珍しいことではありません。


当サロンで扱っているラブアディクションには、

人それぞれバリエーションは違えど、

インナーチャイルドの残骸によるものだから、

ほぼ関わっています。


境界性の問題は、誰でも発症しうるということを念頭に入れてください。

生まれてからの長い年月の中で愛情不足が蓄積されて、

何かのきっかけで境界性パーソナリテイ障害になるのです。


昔の痛手を思い起こさせるような痛みを伴い、

ともすればその力に突き動かされ、

今までとは全く違う人格の様相を出してきて、

周りの人をびっくりさせることもあります。

しかし、

きっかけの案件が収束すると、

不思議とまた境界性パーソナリテイ障害の特徴的な行動は影を潜め、

経験を越えた新しいパーソナリティに成長してたりもします。


ですので、

ブログでご紹介するこれからの特徴的な行動が思い当たった人は、

過去のしこりの解放と、

癒しのプロセスを施すつもりで読み進めてくださいね(*'ω'*)

成長と発展を考えてメンタルヘルスを施すことですよ~


安心と見守りと笑顔を求めているうちに、

『私(僕)に愛情をください』と、

脳の仕組みが妙な状態なってしまっていただけなんだと、

まず丸っと包み込んで大事にし、

これからは安心して大丈夫だよと、

一緒に生きていくイメージを持ってくださいね(^^ゞ


自分をダメ出ししないこと。

これちゃんとブログの向こうでやってくださいね(^^ゞ

心の仕組みにもう振り回されないぞと、

意欲的になってくださいね♡








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