2018年12月1日土曜日

どん底からの逆転劇もあり





境界性の問題に取り組むには、

常に心の傷つきやすさと闘うようなものです。

そのときにいつも「ピンチをチャンスにする」言葉を、

ドンドン使う必要が出てきます。


いつもリカバリー能力を発動して、

自分を救ってあげてくださいね( `ー´)ノ



でね、今日の本題。

境界性パーソナリテイ障害の回復に至る過程で、

どん底まで悪化して、

何もかも諦めてゼロからスタートする時期を経ているケースって多いんです。


もうこれはやめたい!

もうこんな繰り返しはしたくない!

こんな感じ。

どん底に陥る境界性の問題はほとんどの場合、

何らかの依存症とセットになっているからだと思います。

頭は良くないとわかっていても、

心がそれを手放すことを許さないって感じですのでね。

顕在意識よりなぜか潜在意識につかまってしまう仕組みだから。


そのためどん底に行きつかないと母胎回帰への執着や不毛な恋愛関係に、

終止符を打てない特性があるのだろうと思います。


正常な神経症の域かそれとも精神病か。

そのくらいの危機にさらされて、

やっと依存を捨てて自立するきっかけを得ているケースって多いのね。


心はどん底を経験しないと、上見れない仕組みなのかもね。


ラブアディクションを例に取ればわかりやすいかと思います。

境界性と恋愛嗜癖・対人依存症のセット。

ならびに他の依存症(物質依存=たばこ・アルコール・買い物・摂食障害など)。


家族(パートナー)を失って、仕事も失って、孤独になってしまう。

執着した理想とはなったく逆の現実を突き付けられるのね。

しがみつくものをすべて失って、もう自分が変わるしかないとなる。

究極の選択。

それで改心するってやつです。


本人がまず自覚し、覚悟が生まれないと、

何も物事は始まらないのです。

人生は結局自分しだいなのです。


こういったケースを経て立ち直った人は過去を振り返り、

寄りかかる場所が全部無くなることで、

やっと目が覚めたんだと口から出ます。

それまでは何かと上手くやり過ごしてましたからと正直に話してくれます。

これ共通しています。


で、そこからの這い上がりもすごい。

逆転劇とは言ったものです。

「もう幼い状態になんか留まっていられない」になるのね。

快進撃になるの、不思議よ。


底力に変わるんだろうと思うのよね。

一から出直しの人のほうが、

半端がなく真っ新な人格になってたりします。

寄れない。外れない。真っ直ぐ。

自我との闘いの中で、精神統一の実力を持ってしまうからなのだろうと思います。

イイ男、イイ女になってたりするのよwwww

人間って凄いシステムもってますよ。


『境界性の課題』

暗いトンネルを抜けた先で、

「その道を通ることでしか、

どうしてもわからないことってあるんだな」と、

気づく日が来ると思います。

境界性の苦しみを味わうことになった人たちは、

何よりも強く「人と愛情を知ろうとする」勇敢な人ではないでしょうか。


道を通ることでしか得られない徳を見つけて、

前向きに生きて欲しいと願ってます。

道徳。

あなたの経験は人の役に立つ知恵になると私は思います。









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