2019年6月14日金曜日

自尊感情があると物差し違いに動揺しない



人とはお互い独立した存在です。

どんなに仲が良くても、

別々の個性を持った存在です。


共感し、同一、集団化したい人にとっては、

同化が安住の考えがどこかあるものだろうと思います。


そうした人は、

お互いが違った物差しを持った存在であることを、

うっかり忘れて、

思いをぶつけ合うことに非常に困難を要するようです。


言うべきか、言わざるべきか。

また、どうしてすぐわかってくれないのか。


そうした考えがふと生まれて、

言葉で言いようのないジレンマに浸かって、

最終手段にズダンと切ってしまうところがあります。


こうした心理構造を脱出する機会は、

発達段階でみると思春期から青春期です。


自他を境界線で見分けて、

それぞれを個別の意見を持った独立した存在であると見なし、

言葉で「不信」を越えていこうとする課題です。


他者がたとえ違った物差しを持った人間であったとしても、

それが不信に即繋がっているとしたら、

それはそのほうが問題であると気づくことが必要です。


物差しの違いが同時に、

自分を蔑む行為であると思うのは違っているだろうと思います。

そうした誤解を越えていけるのは、

恐らく人を介した実践でしかありえません。


自尊感情が乏しいと、

遠慮せずに思いを伝えあえる場を、

他人に提供してもらおうとします。


これではいっこうに自尊感情があがりません。

提供されない環境になると途端に他責が始まってます。

自尊感情の問題に気づき、

自分自身が建設的に、

物差しに振り回されないプロセスを試みることではないでしょうか。


この問題に直面している人に、

数えきれないほどお会いしてきましたが、

そうした中で役になった声掛けは、

「へぇ、そういう考えがあるんだね。面白い♫」って、

相手の意見を想ってみることでした。


自分とは違った世界を持っているその仲間に、

妙に親しみを覚えて、

相手の世界をちょっと一緒に冒険できるかもと思えると、

とてつもなく頼もしい存在になっていきます。


自尊感情とは、

そういった真新しい世界を、

おんぶにだっこの関係でもなく、

どっちの考えが正しいの正しくないのの関係でもなく、

一緒に並んで歩いていくような機会を与えてくれる、

不思議な力を持ったものだと思います。












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