学童期ですから深く意味を掘り下げていることは、
そうないはず。
うっかり勘違いして意味づけしてるのでしょうね。
思い込みとはそういうもの。
テストの点数や生活態度ランク、
親や大人からの言いつけ。
そうしたものを通して、
「いいよ」「良く出来たね」と言われれば、
そこで自分を人より優れていると、
思い込んでいく。
まさかそれが競争心に根差したもので、
優越感と劣等感の学びのほうだったとは、
思いもよらなかったことだろうと思います。
他人とワンセット自我によるものだとはね。
本来有能感とはなんぞ!?
無だと思っているところから有が見つかる。
ないと思っていたところから、
何かをきっかけに出てくる出てくる面白さ。
出てきたものに勤勉に取り組んでたら、
ぐんぐん伸びていくものなのだなとわかることです。
こうした経験に根差した有能感があったなら、
大人になっても真新しいことにチャレンジすることが、
ハードルが高いことには感じません。
では行動選択の比較をしてみましょうかね。
A.中核自我によるアイデンティティー形成
個人の意思が他人とずれたところで、
恥に直結することはなく、
ましてや罪に感じることなどはない。
別に大したことではないし普通なこと。
独立した風紀の中で、
自分を支えて勤勉に取り組むのは当たり前。
人にやらされている感など起きません。
ゼロから新しい分野に飛び込んで、
下っ端として下働きは当たり前。
B.他人とワンセット自我によるアイデンティティー形成
何かに取り組もうとする際に、
劣等意識などが生まれる。
何をしていいかわからない。
新しいことに取り組んで恥をかかないか心配。
自分に合っているかどうか心配。
他人にどう言われるか心配。
給料はどのくらいか、減るのか心配。
生活の質を下げることは恥に映る。
考えると緊張する。
臨床的にも事例的にもABの差は歴然でした。
ブログをお読みの方が、
今どちらに当てはまるか私にはわかりません。
もし、
①即、良く出来る状態を望んでいる
②即、馴染んで気に入られることを望んでいる
そうしたことを非常に気にするときは、
他人とワンセット自我と、
脆弱だったままのアイデンティティーによって、
①→競争心に根差した優劣意識
②→孤立・孤独感
このふたつが沢山残っていたんだと思ってください。
勘違いをもう一度正していくチャンスに恵まれたと知ってください。
人のなりがこれから自立に向けて正しくなります。
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