2019年6月11日火曜日

自尊感情がない人ほど自意識過剰が生まれやすい

自意識過剰を研究したことがあります。

事例的にみても、

結果は共通していました。


お題目通り。


多くの人が「自意識過剰」ときくと、

高飛車的に捉えることが多いです。


この高飛車のイメージから、

「私(僕)は違う」「そんなことはしていません」と退けたがります。

言葉を聞いただけで過敏反応を起こしやすいもの。


また、

普段から人見知り傾向だったり、

控えめでおとなしい振る舞いをしていると、

思っている人にとっては、

縁遠いと思っていることが多いのです。


この自意識過剰の仕組みを理解しましょう。

そもそもこの自意識とは、

自分で自分を検閲する意識です。


監視員的。

これを心理学では超自我と名付けています。

自分自身を律っしているとき、

頭の中では、超自我が自我を検閲している状態です。


緊張や緊迫感は、

超自我が自我に対して「しっかりしろ、ミスをするな。」と、

強迫的になって起こります。


さらにそれを他人にまで広げて投影し、

人は『私(僕)』を監視しているはずだと想像に繋げて、

緊張の持続が続く仕組みです。

ここをしっかり押さえてくださいね。


超自我 = 他者 と勘違いしているの。

人見知りはこれが顕著です。


他人は見ていないのに、

本人だけは見ている想像になってます。


これね、

承認欲求の裏返りなんですよ。

肯定的に必ず見て欲しい(心)→他人に見られなければいけない(頭)・・・監視



例えば、

先日の「ちゃんと・しっかり・もっと・きちんと」さんは、

常日頃からその言葉で、

自分自身を最高レベルに仕立てて行動しているはずです。


これは言い換えると、

指摘されるようなところは何一つない状態とか、

ほぼ完璧に近い状態ってこと。


これは監視が隅々まで行き届いた自意識過剰の状態です。


そもそも緊張は、

自尊感情の低さから過剰に律する必要があると強迫した状態です。

それゆえに、

指摘を受ければ今までの努力が水の泡となって、

ご本人をさらに自尊感情のない状態へと追い込むことになります。


長期に渡ってこの繰り返しを起こしていたら、

最後に行き着く場所は絶望感なはずです。


監視の物差しは人それぞれ違っていることが多いため、

どこから指摘が入るかわからないもの。

これはアイデンティティーの崩壊しやすい選択行動と言えます。


では自意識過剰の状態を避けるにはどうしたら良いのでしょうか!?

監視の手段を緩めることですね。


手っ取り早く止める方法はありますか?と聞かれたときは、

「誰も視てませんから」って想ってみたらとアドバイスしています。


すると、

注目を浴びていたい欲求と、

他者から関心を寄せられていない寂しさとの狭間で、

葛藤を起こしています。

折り合いをつけることを、今までしてこなかった問題が浮上して、

じっくりメンタルヘルスをすることになってます。


明日に続く。









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